昨夜はかねてからお知らせしていた、東京民芸協会例会での「今戸人形」についてのお話をさせていただきました。
おととしの遠山記念館同様、画像の映写を可能なよう設定していただいたので、元来話し下手なのを視覚的ところで補えるかという期待で進めさせてもらいました。会場と参加された皆様のこじんまりとした雰囲気で、ガチンガチンの緊張には至らなかったとは思っているのですが、ちょっと大盛りすぎたかな??と反省しています。夕方7時開始9時終了という設定だったのですが、実際始まったのが7時15分か20分くらい。「今戸焼の生活雑器や茶道具などの昔の作例や錦絵」「今戸人形最後の作者尾張屋さんのお話と人形」「江戸時代の今戸人形の作例」「明治時代の今戸人形の作例と焼きの入ってない人形」そして「自分のやっている作業工程」などを画像とともにすすめていく、という心ずもりだったのですが終盤のほうで列席されていた女性のおふたりがひそひそげらげら笑っている様子だったので①「こっちが変なキャラだから耐え切れず笑いが止まらない」②「内容がとるの足らない内容だから付き合っているのが馬鹿らしい」③「思っていたより長々続いているから困っちゃたとほほ笑い」が原因なのかな、特に③でご迷惑かけたらごめんなさい状態でなるべく詰めたつもりでしたが話終わったのが9時10分か15分くらい。本当すみませんでした。①については自分で望んでもないのに毛虫に生まれてしまった。という感じなのでどうしようもない宿命。②については弁解の余地なし。③については自分なりに急いだつもりだけど画像が多すぎたのが悪かった?といろいろ反省しています。あのおふたりにその場で何でお笑いになっているんですか?と直ににお聞きしておけば今こんなに思い返し悶々とすることはなかったかな?と思っています。①だったら毛虫でごめんなさいとしか言えませんけど、、。
それにしても長かったかな?とは心配してます。それにしても最後までお付き合いくださって皆さんありがとうございました。
改めて感じたのですが、郷土玩具、郷土人形って民芸店で取り扱われていることが多いので、健康な民芸的手仕事が王道であってもそのはるか末端ぐらいのつながりはあるのかな?と思っていたんですが、やっぱり立つ畑からの見え方というものが違って当然なんですが、自分の立っていた畑がもろ郷土玩具畑からの視野でものを言っていたので「井の中の蛙」「鮒じゃ鮒じゃ鮒侍、橋の柱に鼻をぶつけてピリピリピリ」のようなもんだったのかな自分って広い世界を知らない狭い視野なんだな~。という意識を持ちました。そんな中お付き合いくださってありがとうございました。終わったあと近くのお店でご馳走になりました。ビールもいただいたのですがおそらく今年に入ってからはじめてのお酒だったかもしれません(甘酒酒粕は除く)。夜の神田。昼間だったら自転車で行き来は珍しくないですが、夜お店でビールをいただいたというのは近頃ないことだったのでじわーと来る感慨、、。何から何までお世話様でした。ありがとうございました。