東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

「茶の湯」展

2017-06-01 13:48:31 | 日々

 先週退院したものの、Dr.からがつがつ動かないで足を高くして休んでいるよう指示をいただいているので、土の水簸(すいひ)とか窯入れとか毎日すこしずつ作業をしていました。前から是非行きたかった国立博物館の「茶の湯」展、今週いっぱいで終わってしまうので火曜日の通院ついでに行ってきました。

 出かけてみてびっくり!混んでいること。やっぱり茶道を習っているひとの裾野の広さのためでしょうか。仏像彫刻の展示なんかだと少し離れて全体を眺めたり違う角度から眺めたり、隙間があったらケースに近づいて間近に観たりできますが、今回の展示だと軸物などタッパを高く展示されているものは別として茶碗とか棗とか小さなものは離れては見えないので残念でした。それでも隙間のある展示物には近くで観ることができました。入院前に行ったのなら、もっとゆったりゆっくり観ることができたのかどうか、、。

 こうした大規模な展示だと見比べることができるという利点がありますが(実際人垣で観れないものがあったものの)、こんなにたくさんではなくて少しだけをじっくり見るほうが、染み入ってくるような気がしました。その点、静嘉堂とか五島とか永青とか個別の美術館をのんびり訪ねていくのが気持ちにゆとりもできるのかなとも思いました。根っから「黒山の人だかり」とか「まっすぐ歩けない」「自分の動きに急ブレーキをかける」ことが大の苦手なので、、、。

 図録を買って、家に戻ってゆっくり画像を観ています。