東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

晴れての作業

2018-03-16 05:21:38 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 「あ~やっと娑婆に出た」という晴々した気分。今日は確定申告の最終日で、ぎりぎりの綱渡り状態で済ませてほーっとしました。窯の不調にはじまって、父の一周忌、期限付きの発送、などもあってぎりぎり先週末から申告用の紙ものをかき集め、電卓いじりで筆で色を塗っているという状態ではありませんでした。毎度のことながら税務署の玄関から申告終わりまでの行列。何に例えたらよいのか、人体図の大腸のつづれ折り風の行列、地獄巡りさながらの3時間余でした。

 やっと晴れて落ち着いて作業ができます。お店から頼まれている人形たちを早くお納めしなければ、と思います。画像の中心の天神さま

一昨年の日本民藝館展向けに植物の煮出し汁中心に塗るパターンですが、筆のすべりが自分なりには気持ちよく、今まで「白緑」で塗っていた平緒(ひらお)の部分を濃いめの「くさのしる」で塗ってみたら案外しまりがあっていい感じだと思います。

 寒さも和らいできているので、水簸(すいひ)の作業も再開していきたいと思います。