素焼き運転が終わってから、窯の蓋を開けずに炉内が自然に冷めるのを待ちます。案外これに時間がかかり、炉内温度が100度以下になるのを待ちます。
100℃を割っても炉内は熱いのでミトンの手袋をはめて落としたり、ぶつけたりしないように取り出していきます。2枚目の画像は上の棚板を取り出して下の人形がみえてきたところ。
下の細かい人形を取り出して、招き猫の火入れを残すところ。
火入れの中には小さな人形を詰め込みながら窯入れしていたので、焼き上がりの細かいのを火入れから取り出します。一回辺りの素焼きができる限りたくさんの人形や型作りの焼きで充実していることが理想です。
炉内が空になったところで、今回入れきれなかった分を炉内に入れておきます。他にもまだ乾燥させているおかめの火入れもあり近々にまた素焼きします。
素焼きの済んだ分はやすりがけして地塗りに備えます。