東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

彼岸の入り

2020-03-18 00:19:57 | 日々

 今日からお彼岸。雨の心配もないので、今戸の尾張屋さん(最後の生粋の今戸人形の作者であった 尾張屋・金澤春吉翁 明治元年〜昭和19年)のご墓所へお参りをはじめ自転車でかなり回ってきました。他の野暮用もバッティングしてしまったのですが、何よりもお参りが大切なので朝早々に家を出て今戸に向いました。急いでいたのでいつもお供えの花を頼んでいる北区神谷の花屋ではなく、途中、下谷の小野照崎神社近くの花屋さんでいつもと同じ予算で作ってもらったのですが、花屋さんで同じ予算で頼んでも嵩というかボリュームがこんなに違うのか?と思いました。お寺さまでお線香といっしょにいただいた「しきみ」を一緒にお供えしていますが、いつもにくらべて盛が良くない気がして尾張屋さんにお気の毒な感じがしています。その代わりでもありませんがお掃除は余計にじっくりさせてもらいました。

 お参りの後の野暮用というのは生まれてはじめてのことなのですが錦糸町にある警視庁の交通何とかというところへ「出頭」ということでした。あんまりうれしい話でもありませんが、錦糸町へ行く機会もありませんから、行く理由になりました。

 その代わりにうれしかったのは道すがら家を壊した更地でお天道様を浴びて染付の破片がキラキラしていたのでながめていたら、やっばり落ちていました。どろめん。

 ♫人生楽ありゃ苦もあるさ〜♫ の反対ですね。染付の破片も時代巾があって印判手もあれば初期伊万里風の色味のようなのもあったのですが専門ではないので…。

 錦糸町から両国まわりで神田に出て、古本でも…と思っていたのですが朝食以降何も食べていないし、おいしそうな店が山ほどあっても体に毒な気がして三味線堀、佐竹経由で湯島に出て、不忍池、根津、谷中、駒込、滝野川経由で帰りました。咲いている桜もいいけど若葉の柳がきれいでした。