とりあえず来年の干支ものからの二種は催事向けにはできたのでブースに並べるべき人形を仕上げていきますが、初日までにどれだけ間に合わせることができるか…。
丸〆猫(まるしめのねこ)の昭和戦前風型の朱色。ふと思い出したのですが、自分は昔に亡くなった人間だと思われているのだろうか?と思ったことが何度もありました。と、いうのはたまたま観たヤフオクなどで中古として拙作の丸〆猫が出品されていて、何でこんなに競るのだろう、今でもここで作っているのに…。といった感じでした。それと、以前A草のNみせのS6というお店へ頼まれて出していた時代がありますが、知らないうちにぱくられてほかの職人に作らせたものが並ぶようになったので辞めたのですが、ご注進してくれる人が教えてくださったことには、拙作の丸〆猫が、その店で¥7000弱もついていたというのでびっくりしました。普通なら拙作の丸〆猫ふたつ買ってお釣りがくる値段です。拙作のからぱくって作られている丸〆猫のその店の値段も、うちの丸〆猫を買ってお釣りがくるのですごいなと思いました。
二枚目の画像は丸〆猫嘉永安政風と本丸〆猫です。よだれかけの縁にキハダ(黃柏)を煮出した汁で塗っているので時間がかかります。
三枚目の画像は昭和戦前風の丸〆猫の色違いと尾張屋さん風の招き猫貯金玉、左招き猫の明治時代風、丸〆小判猫などです。
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