東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

暖かな一日

2011-02-25 19:46:02 | 日々

P1010118 最後の生粋の今戸人形師でいらっしゃた尾張屋・金澤春吉翁(明治元年~昭和19年)のご墓所を金澤家の方々の御了解を得て、今日はじめてお参りさせていただきました。

春吉翁の御命日は2月29日で今年の暦にはないのです。しかしかねがねお参りさせていただきたいと思っていたので、今日今戸までお参りに行かせてもらいました。

墓石には春吉翁をはじめ、義兄にあたる政五郎さん、娘のはなさん、その御亭主の左門さんのお名前が刻まれていました。

お寺さまの桶や雑巾をお借りして埃を拭わせていただきました。井戸があって水を手押しポンプで汲みあげて使わせていただいたのですが、「これが本当の今戸の水か」とちょっと感無量でした。

お線香とお花をお供えして手を合わせ、失礼させていただきました。門のところで番をしている犬さんにあいさつすると、とても人なつっこくて、そばでくんくんしてくれました。おそらくわんちゃんの臭いと猫さんの臭いがするのでしょう。犬さんとしばらく話をしてお寺さまを後にしました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いまどきさまが敬愛される春吉翁の墓所にお参りが... (松蔦)
2011-02-27 02:07:06
色々とご報告を済まされ、又お天気も良くてお気持ちが晴々とされたのではないのでしょうか。
お芝居の一場面を観た様な暖かい気持ちになりました。
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面識が無くても、尊敬できる方のお墓にお参りされる... (ウリ坊)
2011-02-27 12:21:01
亡くなってからも、仕事が評価されるなんて、とても幸せなことだと思います。
ところで、ハスキー君でしょうか?!
一時期、ブームになりましたが、最近、小型犬に押されて、あまり見かけなくなりましたね。
顔は精悍ですが、心優しいハスキー君ですね!
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松蔦さま (いまどき)
2011-02-27 16:24:47
コメントをありがとうございます。
かねがね金澤家の方々にお話していたことなのですが、いろいろと雑用に追われて今になってやっと実現できて喜んでいます。私は戦後の生れですし、作られた人形や文献に記録されている内容
でしか知ることのできない歴史上の人物というイメージしか持てていなかったのが、金澤家の方からご生前のお話など伺ったり、また今回こうしてお参りさせていただきながら少しですが春吉翁にお近づきになれるような気分がしてうれしいです。
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ウリ坊さま (いまどき)
2011-02-27 16:34:25
コメントをありがとうございます。直接の面識は当然ありませんが、ご家族の方々以外にも、戦前会ったことがある、という方もまだいらっしゃいます。みなさんからお聞きしている話を通してそのお人柄は私なりに心の中で形成されているといった感じです。私にとっては神様のような存在です。とにかくご墓所をお参りさせていただいてうれしかったです。
ハスキーさんは本当に見かけることが少なくなりましたね。顔立ちのせいか目つきが鋭く見えますが、このハスキーさんはのんびりした感じで簾の子の上に横たわっていたのですが、こちらからあいさつすると尻尾を振ってそばに来てくれました。
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いまどきさんの人柄がにじむ記事です。なかなか出... (都月満夫)
2011-02-27 18:18:17
それにしても、ご命日が2月29日とは・・・。
したっけ。
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都月さま (いまどき)
2011-02-28 19:11:37
コメントをありがとうございます。
そうですね。2月29日がお誕生日の方もいるはずですし、そういう場合はどうなさっているのでしょうか?特に子供さんにとっては大問題ではないかとおもいますし、御命日の場合も毎年と云う風に行かないですね。でも日取りにこだわらずお参りすることは悪くはないかとも思います。
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