もうすぐ浅草の羽子板市(12月17日/18日/19日)。毎年創業300余年の江戸東京のお人形の老舗である浅草橋の吉徳さんのご出店で羽子板の下に並べていただいています。
浅草の観音さまの境内ではかつては今戸の人形が露店や床店で鬻がれていたところであり、招き猫の現在までの最古の記録がここ観音さまの境内で嘉永5年(1852)に登場し、大流行したという「丸〆猫(まるしめのねこ)」の記録や錦絵が伝わっています。吉徳さんでは今戸人形や丸〆猫のゆかりの土地として拙作の人形を並べてくださっているわけです。
今年は自分の体調のため入院したりで作った人形を世間さまに発表できる機会がいまひとつでした。羽子板市こそは、自分にとっては一番のありがたい機会でもあり何とか無事仕上げて並べてもらいたいと祈る気持ちで筆をすすめているところです。
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