最後の生粋の今戸人形師であった尾張屋・金沢春吉翁(明治元年~昭和19年)のご命日は2月29日の閏年で4年に一度しか暦にあらわれません。前回の2月29日は東京で大変な雪が降り、ご墓所までの通路を雪かきすれど、ぼた雪が休む暇なく降り続き、せっかくきれいにした足場もすぐに埋もれてしまうという状況でした。
28日までの2月であっても28日にお参りさせていただいているのですが、今年は亡き父の一周忌を3月1日に父の故郷山形で営むことになっているので、尾張屋さんへ前もって事情をお伝えしたうえで日を前倒しでお参りさせていただくお許しをいただきました。図らずも本日は春吉翁のお孫さんの故・武佑さんの奥様の3回忌法要が行われる由でしたが、お墓へのお参りはお許しいただきました。自宅から自転車で向かい、途中でお花を準備して今戸に着いたときには、既に尾張屋さんは法要を済ませお帰りになられたこと、お寺の方から伺いました。早速お墓にお参りさせていただき、既にお供えされているお花に加えて、持参したお花やしきみをお供えさせていただき、お線香をあげて合掌。
お寺さんのハスキーくんまったり日向で昼寝をしていました。カメラを向けられるのが苦手だったはずですが、今日も撮らせてくれました。父の法要まで一週間余しかないので、尾張屋さんへのお参りを心配していたのですが、今日お参りできて何よりでした。
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