花子が、同じ学年にいるかわいい子の写真を見せてくれた。
かっこいい彼氏がいるらしい。
こんな顔に生まれてきたかった・・と言う。
ごめんね~。
親の顔では限界があるのだよ。
確かに、その子たちはかわいいけれど、それで幸せかどうかはわからないよ!!
ま、この歳だからそう思えるけど、花子の年頃だと、かわいいがすべてだもんね~。
私も、中学生の頃は、ティーン雑誌を見ながら、ハーフのモデルの子を見ては、「こんな顔に生まれたかった」と思ったものだ。
同じような服を着れば、その子に近づけるかも・・なんて思ったりして・・。
でも、同じ服を着ても、その子のようにかわいくはなれない。
現実は残酷だったな。
大学のサークル仲間で、すごくかわいい子がいた。
高校の頃、他の学校の男子が、その子を見る為に学校前で待ち伏せしていたり・・ということが、ちょくちょくあったらしい。
すごすぎる~。
かわいいけど、性格もよかったから、他の子に嫌われることもなく、どちらかといえば羨望の眼差しを向けられていたな~。
男の先輩たちは、毎日のように食事やドライブに誘っていたし、テレビにも出ていたな・・。
彼女には、5年ほど前に同窓会で会ったのだけれど、やはり年を重ねてもかわいらしい雰囲気はそのままだった。
いいな~。
やはり、うらやましいことには変わりはないけれど、同じ土俵に上がれるわけはないし、今の自分はその顔でなくても十分幸せ。
花子に言いたい。
かわいい子は、相当得をする。
残酷だけれど、それは、まぎれもない事実!
でも、自分自身で勝負するしかないんだよ!
ま、そこに行きつくのは、何十年も先のことだと思うけどね・・。
がんばれ。
P.S
ちょっと太った・・?