先日、友人と退職代行サービスの会社の話になった。
なぜ、自分で「辞めます」の一言が言えないのか・・と。
少しでもお世話になった会社であれば、「ありがとうございました。お世話になりました」の一言くらい出ない?
それを、「辞めます」も言えなければ、「さようなら」のあいさつもない。
すべてを他人に任せて、はい、終わり。
ありえない。常識が無い・・という意見で一致!
しかし、逆に考えれば、「これが昭和の考えって言われるのかもね~」と苦笑い。
でも、それにしても、打たれ弱すぎはしないだろうか?
それほどまでに精神的に追い詰められている?
じゃあ、そこまで追い詰められる前に気づこうよ!
代行サービスを通して辞めた社員の尻拭いをさせられる他の社員の投書が新聞に載っていた。
代行サービスは、仕事の引継ぎまではしてくれない。
前任者から全く引継ぎがない状態で、仕事を引き継ぐ人の身にもなってほしい・・と訴えていた。
代行に頼む前に、立派な引継書を書いている人なんていないだろうしな~。
それにしても、そんな代行サービスの会社を立ち上げた人って、すごくない??
そんなサービスがはやる・・なんて誰が考えた?
発想がすばらしいな~。
テレビでやっていた会社は、「もーむり」という名前だった。
ネーミングも笑える。
私は、一度だけ、パートで働いていた会社を辞めたい・・と思ったことがある。
今まで会ったことのないタイプの上司で、存在すべてがイヤで、それこそ「もーむり」と思った。
でも、なかなか「辞めます」の一言が言えなくてね~。
結局、その後妊娠して、流産しかけたので、絶対安静・・ということで、それを口実に電話で「辞めます」と言って終わった。
ああ、確かに、あのストレスを考えたら、代行サービスに頼んだ方が安上がりのように思う。
ただ、これからまた再就職する・・と考えたなら、「辞めます」を言う勇気は持つべきではないかと思う。
きっと、一度利用したら、次の職場でも次の職場でも、辞める時には代行を利用するように思う。
やっぱ、打たれ強い人間にならないとな~。
それは、いろいろな経験を積むことだし、様々な人と会うことではないだろうか?
気の合う仲間とばかり一緒にいるのは楽だけれど、違うタイプの人間と交わることで生まれるメリットもたくさんある。
我が子には、今からたくさんの経験をして、たくさんの人と会って欲しい。
「もーむり」を利用しなくていいくらいの精神力は持って欲しいな~。
P.S
多肉植物が枯れてしまったので、新しく購入。
かわいい。