Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

音を文章で表現する『蜜蜂と遠雷』

2017-03-05 | カルチャー

広島ブログ

直木賞受賞作で本屋大賞候補 恩田 陸作『蜜蜂と遠雷』を読みました。

最初、<蜂蜜と遠雷>と読み間違えていて・・・・どんだけ食い意地はってるだ、自分。

図書館で予約したら、予約順番が400位で・・・・こりゃ死ぬまでに回ってこないかも???と思い、手っ取り早く自分で買いました。

蜜蜂の飛んでいる草原を思わせる優し気な装丁だけど、ペラっとめくると、黒光りする表紙。これはピアノをイメージしているのでしょうね。

というように、本作は、国際的なピアノコンクールで優勝をめざすコンテスタントたちの青春群像。
ワタクシごときの耳では、ピアノ演奏のうまい・へたは聞き分けられませんが、音楽の神様に愛されているというピアニストたちの演奏が、♪🎼の形になって臨場感を持って伝わってきます。
音楽好きな方は、頭の中で
音を奏でながら、読むのがぴったり。

同じくピアノを題材にした宮下 奈都作の2016年本屋大賞受賞作『羊と鋼の森』も、図書館にリクエスト中ですが、予約の順番は、現時点で787位です。
やれやれ、こちらも待ちきれずにまた買ってしまいそうだわ。 

ところでこの『蜜蜂と遠雷』という不思議なタイトル。蜜蜂の意味はわかりましたが、遠雷ってなんのことだったんだろう???読み飛ばしてしまったのか、いまだ把握できず。
どなたか、遠雷ってこういうことよ、って気づいた方からの求む!!ネタばれ。

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