子どもの頃は大嫌いだったものが、大人になるとむしろ好きになるというのは人生の七不思議のひとつ。
オットは茄子がそうみたいで。
茄子料理を前にすると『高校生の時に盲腸の手術のあと絶食で猛烈に、はらが減ってたけど、茄子が出たから食べれなかった』というはなしをし始める『パブロフの犬』状態。
その話し、たぶん100回くらいは聞いてるし。
だいいち高校3年生は、子どもというよりは、大人寄りちゃ寄りでしょ?
……と思うけど『あっ、またこのはなしだ!』『食べ物の怨みって根深いのね』と感銘すら受けます。
今は茄子が大好きで、焼き茄子なんて小躍りせんばかりに喜んで食べるので、人間の好みの変化というのは、どういう仕組みになってるのでしょう。
ワタクシは子どもの頃は、青魚が大の苦手で。
鯵、鯖なんて忌み嫌ってたなぁ。
今は大好き。庶民舌だから、白身の魚よりは青魚の方が美味しく感じます。
人間の味覚の変化って不思議ですね。
今日はさばの味噌煮。
オットの大好物です。たぶん焼き茄子よりも。
牛蒡と一緒に煮ると、おいしいんだよなぁ。