Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

『あらしのよるに』観劇のオプション

2018-11-15 | カルチャー

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新作歌舞伎『あらしのよるに』観劇は、takakoさん、くりちゃん、オットとワタシの4人で博多へ繰り出しました。


歌舞伎見物は、おしゃれして観劇するお客さんが多いので、劇場内はけっこう華やかです。
私も和服を着ていこうかな、と一瞬は思ったんだけど・・・・『何着ていこう???』と悩んだ末に、花より団子を選びました。
なにしろ、
歌舞伎終了後に、博多焼き鳥店を予約していたから。少々汚れてもいいようにと、カジュアル路線で劇場に乗り込みました。

ところが、ところが、今回チケットの手配をしていただいたtakakoさんのご友人のOさんは、主演の中村獅童さんの大変なご贔屓すじのVIP待遇のかた。
そのOさんに劇場エントランスで出会い『終演後に、獅童さんの楽屋へお邪魔しましょうよ』と誘われました。
なんですとっっ????いま、なんて????
『楽屋へお邪魔しましょう』って、どーいーう意味????

半信半疑のまま、終演後ホントに楽屋へ案内していただきました。
おびただしい数の胡蝶蘭がズラーーーと並ぶ長い廊下を導かれるままに歩き、獅童さんの楽屋へ。
100鉢以上はあったでしょうか。こんなにたくさんの胡蝶蘭見たのは初めて。ちょっとした市場より多いんじゃ???

それにしても、楽屋へご一緒した他の方々は、みなさん筋金入りのご贔屓すじのようで、とってもゴージャス。

あつらえのお着物だったり、ラグジュアリーなワンピースだったり、宝石もキラキラ。パンプスのヒール高っ。
そんな中にあって、焼き鳥屋さん仕様のワタクシ達一行の、なんと場違いなこと(焦)

ここにいてもいいのかしら???とオドオドしていたら、ほどなく
シャワー後化粧を落としてすっぴんにバスローブ姿の獅童さんが現れ、なにがなんだかのままに握手してもらいました。
『が・が・頑張ってください』というのが精一杯。
一緒に写真を撮るなんてことは思いつくこともなく、退出しました。

楽屋という特別な場所に、ぼぉ~となりました。
行きかう裏方さんや、浴衣姿の役者さんたち。幹部俳優の名前が張られた楽屋。役者の名前が染め抜かれたのれんとか・・・夢の世界の内側というか、別世界の熱にあてられた、というところでしょうか。

歌舞伎役者と楽屋で握手するなんてサプライズは、人生に一度で十分過ぎる夢を見させてもらいました。


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