秋もそろそろ終わりかなぁ。
味覚の秋とはよく言ったもので、この季節、ワタクシのすきなものがギュギュっと詰まっている。
柿に梨にいちじくに、そうなんといっても、栗。
栗はモンブランとかの手の込んだものより、素朴な栗そのものみたいなお菓子が一番好きなんだ、とひつこく呟いてみる。
そういうタイプの栗のお菓子を見つけると、買わずにいられようか。
先日、歌舞伎見物に行った際に、博多駅構内で見かけた和菓子屋さん『鈴懸』の栗きんとん。
地下鉄に乗り換えるまでの短い時間であったけど、通り過ぎることなどできまいぞ。
この『鈴懸』の栗きんとんも、じゅうぶん美味しかったのですが・・・・やっぱりこれ。
やはり岐阜の恵那寿やの栗きんとんに勝るものになかなか出会えません。
この時期、三越広島店にも入荷するのですが、仕事帰りの夕方に行くと決まって『完売』
今年は『恵那寿や』の栗きんとんを食べることができないのでは????と、あきらめかけてたけど・・・やった!!あったどぉーーー!!(まっ、通信販売もあるんだとけどね)
栗そのものの素材を生かした味わい。くちのなかで、ホロホロと崩れるはかなさ。栗のアート作品だ。これを超える栗スイーツに出逢ったことがない。