曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

長男は報われない?

2014年03月28日 | 高齢者

Bこさんは、お姫様育ち故、家事や子育てなどは下々の卑しい人に、仕事として恵んでやっているという考えの人です。

まあ、それは、今考えると、育ちが育ちなので、ある意味仕方のないことなんですが、オットは私から見ると、母親に普通の愛情(世話をすることが愛情と言うならば)を掛けられないで、育った、ちょっとかわいそうな人に見えます。

ひたすら「庶民=なりあがり」の夫のGオさんが、母親の分まで長男のオットに愛情と手間を掛けて、育ち、会話はひたすら父親であるGオさんと、オットでしていました。母親であるBこさんは、会話ではなく、人の話を聞かず、横から遮るように話す。あるいは、グチグチと不平不満、人の悪口ばかり言い、何かしても文句しか言わない人でした。

母親であるBこさんは、頭脳明晰な次男(オットの弟)ばかりかわいがり、孫も次男のところの孫ばかりひいきする(これは、明らかにです)ので、Gオさんは、それを補うようにオットや私の孫を暖かく面倒を見てくれました。

オットとは離れて暮らしたのは学生の時だけで、あとはずっと、一緒にいるのに、オットが仕事から帰ってくると、うれしそうに毎日「お!帰って来たか!今日はどうだい?変わりないかい?」と喜び、夕飯の間も、ずっと、オットと話をしていました。

その、Gオさんが突然亡くなってしまい、正直Bこさんとの親子関係はどうなんだろうとの懸念があったのですが、Bこさんの劇的な変化もあり、とど体系のオットがよちよち歩きのBこさんの手を引きデパートなど出かけるという、ほんの3か月前まででは考えられないような親密な関係になっています。

 60年以上経ってやっと、本来の母子関係になった。

と、思っていたら、

今日何を思ったか、オットが3時ごろ家に来て2階に上がってきました。

「ちょっと、早すぎるんだけど、誕生日のプレゼント(*^^)v

ばあちゃんにも、ちょっと違うけど、同じバックを渡したから(*^^)v」

と、こんなんくれました~~~

で、オットはBこさんを送っていて、仕事に戻りました。

プチ事件は、夕飯後に…。

「あんた(静岡弁だと、だれにでもあんたという)、○○(義弟=Bこさんの次男)がバックなんかくれたんだよお。だから、旅行でも行かなくっちゃなんないだよ。あんなもん、もらったら、持ってるところをみせなきゃなんないから、困るじゃんね。」

オット「は?○○から?

俺が選んで買ってきたじゃないか!

俺だよ俺!俺が買ったの!

Bこさん「なんで?ちゃんと箱に入ってたから、○○からだよ。あんた、持ってきてくれたじゃん(宅急便が届きそれを渡したと思ったらしい)」

オット「違うよ。俺が買ってきたの!あんたにプレゼント。かあちゃんに買ってきたから、あんたはついでだけんね(ほんとは、違う。Bこさんの誕生日に買い、一緒に4月の誕生日の私にも買ってきてくれた)フン

俺ん、買ってきたの!」

Bこさんひたすら「だって箱に入っていた。」

オット「だからさ、プレゼントだから箱に入れてもらったの!」

Bこさん「だっていつも○○がプレゼントくれる(ほんとは嫁さんが買ってくれているんだけどね)。あんたはそんなことしないじゃん。○○でしょ?」

オット「俺が買ったの

かわいそうにねえ。

せっかく、プレゼントしたのにね。

まあさ、昔からそうさ。

私は32年、それを見てきたからね。

せっかく、良い関係になってきたと思ったのにね。

一応、相続手続きも無事にすんだので、葬祭もろもろ色々頑張ったオットに何かしてやりたいんだけど、先こされた…。

ホントは夫婦でどこかのんびり行きたいけど、もれなくBこさん付いてくるからね…。

かたや弟たちはねえ、子ども達も無事全員就職したし、夫婦でのゆったりの時間のようですよ。

なんかなあ~~。

それでも、今日もBこさんの僕(しもべ)となって、お風呂の世話、頑張るオットでございます。

私はお風呂後のお世話でございますよ。

まだ、傷が治ってないので、その、手当があるしね。

私には「ありがと、ありがと」の雨あられなんだけど、オットは結構けちょんけちょんに言われるという、報われないちょ~~なんでございます~~。ちゃんちゃん!

 

 

 

コメント
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