新盆(7月のお盆)と言いながらも、まだ、入りにもなっていない今日、Bこさんの大事な大事なお友達が大勢でお参りに来るとのことで、それこそ、大騒ぎしたんでありますが。
その為に、Bこさん、生きがい(Gオさんの緊急入院時にも行きたかった)である洋裁の教室をお休みしてまで、準備していたのに、ふたを開けたら、見えたのは
「おひとり」でした。
え?
曰く、「ちょっと転んで、擦り傷」だからとか、「用事が出来た」とか、お見舞いに行かなくてはいけない」だの、当然つえば、当然ですが、「まだ、お盆の入りにもなっていないから」
だよねえ。
まあ、遠方でちょっと今しか寄れないとかでなければ、普通はお盆に見えると思うが。
どこがどう、だったのか不明なれど、「おひとり」で見えた方も、沢山のスリッパを見て、申し訳なさそうで。
私なんか、ガサツなもので、何人来るかわからなきゃ、もうお茶菓子だって、お好きなものをどうぞと、するんだけれど、Bこさんはどうしても1人ずつちゃんと菓子受けに入れてお出ししたい。
お茶碗も私が出したのでは気に入らず、あれを出して、こっちにしてと、見えるという時間の2時間前からスタンバイ!冷房も2部屋入れてお待ちでございましたわ。
それにしても、育ちというのは、包み隠す事は出来ないものなのねえ。
さすがBこさんのお友達でございます。
本当に品のいい綺麗な方でした。一応着替えて置いてよかったわ~~。私なら年に1ぺんも着ないだろうってきちんとした恰好で、靴もとても86歳の方の履かれるような靴ではなく(わたいなんか、もう履きやすい重視ですのに)お上品なメッシュのローヒールのお履き物で。
ちらちら、漏れてくる話しによりますと、どうも、(Bこさんも含む)洋服の生地はお取り寄せで、専属の方に仕立てていただくようでして、まさかまさか、「いちきゅっぱ」なんて洋服のうちにも入らないようでしてね。
う~~ん。まあ、ああいう方ばかりがお友達ならば、いろいろ気も使うわな~~。
朝の連続ドラマの「ごきげんよう。○○様」の挨拶を思いだしましたぜ~~。
そりゃあ、普通の庶民のムスメの私が嫁じゃあ、「恥ずかしい」って思うんだろうねえ。
それにしても、Bこさん、ここ数日の「お片付け」だの「お買いもの」だの、いろいろ気を使って、お疲れのご様子。つうか、がっくししたんだな。お客さんを見送って帰ってきたら、Bこさん、斜めのまま、ぶっ倒れておりましたあ~~。ど、どした!と思ったら、もそもそっと動いたので、見て見ぬふりでございます。
まだ、お盆の入りにもなっていないんでしたな
四十九日が無事に終わったから、一段落のつもりだったけど、お盆も大変だねえ…