よく、「おせがき」が大変でなんて聞いたことはあったけれど、それがいったいどんなものか全く分からないまま、お盆に突入。
お盆の送り火は「15日」に、焚くものと思いこみ、少しばかりやっている仕事を、その前の週を変更してもらい、16日、17日に続けて入れてしまった。
と、なんと、16日午後に御施餓鬼供養をやると、お寺さんからの葉書が来て、(^_^;)(^_^;)
でも、前の週を休んだし、16日はどうしてもと頼まれたので、今さら断れないしというかやりたかった仕事だし、午前中だけだしね。それに、半月以上、お盆に掛かりきりだから、もうこれ以上、自分の事を犠牲にしたくないと、「その日の午前中は仕事でいないからよろしく(介護もね(^O^)
まあ、その前何日もいつ、何人来るかわからない(大概予想以上の人員で来て下さり)お客さんを待って、お相手してお茶出して、ってやってたから、もう義弟の相手はいいだろ。
その前に週末義弟一家中、及び娘一家、Bこさんの妹一家(こちらは3世代すべて夫婦で健在なので、大勢だよお~)総勢30人近くが我が家に終結したからね。合い間に自分の親戚も来たし。
あとはお寺に行くだけでしょ?なんて甘~~く考えて行ったのでありましたよ。
と、いるはいるは!そして続々とやってくる訳です。
さてさて、御施餓鬼供養とはなんぞや。
どないしたらいいのか?
Bこさんに聞いてもわからず。Bこさんが同じ檀家の親戚がいるから、その人に聞くから大丈夫と言っていたのに、聞くのを忘れた(;一_一)そうで、結局行くまでどんなか、そして、何をするのか、例えばお寺さんにいくら包んだらいいのか、服装は?全くのわからないまま、とりあえず塔婆料=2000円と、4人で行くから1万円包めとのBこさんの言葉で、(一応その前に自宅におっさんが見えてくれた時に包んであるからいらないのか??)2つ包んでオットが懐にして行ったんでありますが…。
まず車を止めて(当然近くには止められない)そこから、お寺までBこさんを引きずるようにして抱えて移動。(だって、車の往来が激しいからさ)お寺って歩きにくいよねえ。階段もあるし、まず第1、門が難問よ。(ダジャレではなくさ)ごったがえす玄関でも往生。オットと義弟が両脇から引っ張り上げ座る椅子をめがけて、突進でおます。
と、これを人数分と引き留められ、お布施を納め、そして、お弁当とお茶を手渡されるようになっていました。一応、行く人数は往復はがきで確認しているのですが、これまた準備が大変でしょうね。
さてお布施ですが、オットが懐にしたまま、Bこさんを引っ張り上げて行ってしまったので、私手ぶらなんですけど、かまわず特別名前を確かめる訳でもなく、お布施と引き換えってわけでもなく(拒否はしないけど、特別納めなくてもかまわないンのかもしれない)ただ、箱があって、そこに入れて行く人は入れて行くだけ。名前のないのもあったし、まあそんなことで差別はないだろうけれど。)一人一つになっているのを4つも持つのは大変だからと一つの袋にまとめてくださって、ありがとうございます~~。
ありがたく頂いて(同じ宗派の別のお寺では、塔婆料も3000円。一人5000円おさめたがお弁当はおにぎり2個と沢庵だけだったとか。が、見た目もそんなではなくて、いわゆる幕の内ぐらいのお弁当のように見えた。)それを抱えて先に行って3人を探すがわからす、左半分が長椅子が並べてあったがそこは満杯。奥の方に行ったのかとよくよく探して、やっと廊下の隅にたぶん特別に出してくれたんだと思うけれど、3つ椅子を出してくれてあって、そこに座っていた。3人座るのがやっとだし、座布団に座る方は空いていたので、私はそっちに離れて座ることに。
あ、その前にとりあえず塔婆料とお布施をオットからゲットし、納めに行きましたよ。
本当にぎゅうぎゅう詰めのなか、法帖さんを真ん中にして、祭壇の両側に2人ずつ、合計5人の僧侶によって、塔婆の供養が行われた。
な、なんと、塔婆ざっと見ても200以上\(◎o◎)/!
それを手前の2人僧侶が法帖さんに渡して、香炉の上で一つずつ魂入れ、そしてそれを反対の2人に手渡して、綺麗に並べて重ねて行く。150ぐらいまでは数えられたが(5枚ずつ並べてその上に重ねて行ったからね)そのあとはもう根気が無く、たぶん200は越えていると思う。
つまり、それを受け取る人がそこに集まっている訳で…。
俗なわたくし、不遜にも頭の中でお金の計算してました…。
長々掛かったと思ったのは、後で思うとまだまだ序の口でありました。
途中休憩が入り、麦茶が玄関わきにセットされたものを各自水分補給。
その日は静岡市内36度を記録した日でごぜえますだ。
途中で、背もたれのある椅子も配られたので、Bこさんの為にゲット。
斜めって落ちそうになっているBこさんに、休憩時間に帰られた方の座布団もゲットして背もたれにあてがって、転がり落ちるのを防ぎ、麦茶を飲ませ、トイレに連れて行き(それでも充分間に合ったということは休憩時間も結構あったんだね。)ついでに私も近くに移動したが、廊下はだんだん西日がじりじり。一応、黒を着て行ったので、背中がじりじりとあちい…。
ど~~んど~~ん、カ、カ、カと、大きな音で太鼓が鳴り、しずしず僧侶が…、何人もお入りになり、祭壇両側に座り、そして、住職さんが真ん中に。
後で、数えたら、なんと、片側9人ずつ×2で、18人+1人。つまり、19人による御施餓鬼法要でございます\(◎o◎)/!
びっくり\(◎o◎)/!びっくり\(◎o◎)/!
で、不遜な私、携帯電話でそそっとこの辺で写るかなと、わからないように写してみました。
赤い布の掛かっているのが先ほど塔婆に魂入れを祭壇です。
そして、廊下の方には
四方に竹を立てた祭壇。その両側に先ほどの塔婆が(向こう側にも同じぐらいのものが置いてあります)
僧侶のお参りのあと、一般の私たちもお参り。
まあ、ここまでも時間がかかりますけど、200人はいる、参列者が2列でのお参りなので、ここに時間が…。
しかも、真ん中の(上の写真の赤い布の掛かった祭壇の周りをぐるぐるとお坊さんが読経しながら回るのです。
私たち廊下に陣取ってしまったので、通り道になり、非常に邪魔な事になってしまいました。、ここで、オットは義弟を駅に送りに行き、迎えに来てもらう事にしました。
それで正解。
後半へ続く~~。