お盆御施餓鬼法要の続きでございますだ。
ひそひそ話す皆さんのお話を拾いますと、今年は亡くなる方が多く、このお寺さんだけで50人を超えているのだそうだ。
そこでまた、頭の中で計算をしてしまう、凡人の私。
むむむ、私も餓鬼道に落ちちまうかもしれん…。
が、50人×葬式代、四十九日、お彼岸2回にお盆、そして、1周忌…。
考えてみれば、お盆だって初盆の50人へのお参りを2日間で。そして、残り、150の檀家へ、3日出回り、更に御施餓鬼供養のこの大変な法要。近隣のお寺さんへの同じく御施餓鬼供養にも行く訳で、この1週間(もちろん、葬儀も合い間にあるし)怒涛の1週間でありましょう。
ここのおっさん、声も朗々と響きわたる読経でございます。忙しいと言っても49日までの7日ごとのお参りも丁寧な御経を上げていただきました。
良いお寺さんに巡り合えたとの思いを新たにしたのであります。
そして、こちらが、法要後にちゃんとおじいちゃんも祀っていただいたよとの証拠写真でありますよ。
かぼちゃの桶と野菜の桶の間のお飾りが立っているものですが、ご飯がこんもり山盛りになっているところに、このお飾りが立ててありました。
写っていませんが、かぼちゃの手前に水の入った桶、野菜の前には水の子にお供えするナス、キュウリを小さな四角に切ったものに、生米を掛けたものが供えてられいます。
なるほど、こういう風にお供えするのねと、( ..)φメモメモ。
次回の参考に(え?誰の?)
後は今年亡くなった方々です。Gオさんのも見つけました。
と、4、5人のお寺の世話係の方が、塔婆の申込者の名前を読み上げ、呼ばれた人から塔婆を受け取ることになりました。
ここも、大変な騒ぎですので、Bこさんは、廊下に置いた椅子に座ったまま待機してもらい、なんとかGオさんの塔婆を受け取りましたが、さて、これを持ってお墓までは、大変です。
混み合っている時間は避けて、最後にしようかとBこさんに言っていると、義弟を送って行ったオットが丁度戻り、そのまま廊下からオットに渡す事が出来、先に夫婦だけで塔婆をお墓に供えることに。
人が引けたら、Bこさんもお墓に行きたいと、1番最後にもう一度Bこさんを連れてお墓まで。
(まあ、これが無かったら30分は短かったかな?)
やっとやっと、お参りも終わって、無事家に帰ると、さすがにオットもBこさんもぐったり。
でも、こっちは、昨日も今日も何度も着替えたので(仕事するたびに汗びっしょりだし)洗濯もやりたい。買い物にも行かなくてはならない。植木にも水をまかないと干乾びてるし。
と、こっちはバタバタ。
その後まだ、送り火を焚かなくてはいけないから、Bこさんとオットをたたき起して、それだけはつきあってもらい、その後段飾りの片付け。
なんだかんだ、結局2時間掛かってしまいましたぜよ。
なにせ、とどですから、我がオットは。手先が…、なっかなかの不器用でございまして、任せられる所は任せる予定が、仕事が増えるだけでして。
提灯を畳むのもつぶしてしまいそうになるし、それじゃ駄目だというと、ひっぱって破いてしまいそうになるし、仕方ないので他の分解を頼んだら、分解ではなく破壊…。箱の中には納められず、箱を無理やり閉めようとして、電燈は割りそうになるし…。
てな調子なので、しまいに私ブチ切れそうになりましたぜ。
まあ、本人は頑張っているんですけどね。
と言う訳で、一応片付いたのはもう7時はとうに回っておりまして。
いただいたお弁当があって本当に助かりました。
お弁当こちら
最近、ちょっと食欲のなかったBこさんも完食でございましたよ。
※( ..)φメモメモ※
後日何人かの友達に聞きましたら、お寺さんで行われる御施餓鬼法要はお盆の最中に限らず、7月5~8日に行われたりもするようです。
※( ..)φメモメモ2※
やはり長時間にわたっての法要なので、受付に納めるものだけ納めて、後ほど、塔婆だけ取りに行くと言う方も多いのだそうです。Bこさんの気持ち次第ですけど、少なくともBこさんは長時間の暑い時期の参列は無理かと。
来年は御施餓鬼供養が16日だったら、Bこさんが
何と言っても、15日に送り火を焚こうと、堅く堅く思った私でごぜえますだ。
ところで、お盆参りにきて下さった方には、みなさんお返しなどはどうされるのでしょうか。
私の田舎の方はいわゆる引き出物で、特別何とは決まってないんですが(最近やったところでは洋菓子やコーヒーのセットなどや、昔ながらのお砂糖の詰め合わせなど)、こちらでは、「お素麺」をお参りに来てくれた方に配るものだそうで、
こんな、挨拶文も付けたものを、いわゆる会員になっている冠婚葬祭業者にお願いしました。何人見えるかわからないので、多めに用意し、あまったものは引き取ってもらえ、使った分だけの支払いなので、助かります。
本当はお盆の祓いの席も設けなくてはいけないのですが、なにせ、Bこさんが自宅希望だったし、留守をする訳にもいかないので、こちらで松華弁当を頼み、自宅で弟一家、娘一家と会食しました。
→こちら。
思ったよりも豪華で、お刺身は別に冷蔵箱に、茶碗蒸しは保温箱に、お吸い物もちゃんと具がセットされてお汁が入ったお鍋もセットされて、お椀にふたもついているという、お料理屋さんで食べるのと同じ状態で出す事が出来ました。
といっても、大人数ですし、使える部屋が限られているところにぎっちり座っての食事なので、窮屈でしたけど、まあ、高齢者及び、幼児もいるんですから、自宅の方が狭くてもいいのかもしれません。
片付けは返ってやっかい。廃棄できるお弁当ならいいですけど、まさか、何も洗わず返却もできないので、一応すべて簡単にではありますが洗ったので。
皆も片付けが大変だから、お弁当でいいんじゃない?と言ってくれたので、次回は何かあったら、お弁当の方でやろうかな?
Bこさんの米寿のお祝いもあるんですけどね。Gオさんの時のように皆で泊まりに行こうって言うんですけど、Bこさんは嫌だと申しております。
Gオさんのように、やってすぐ亡くなると嫌だと申しております。
ま、まあね。それにはっきり言ってBこさん泊まりはかなり大変かと思いますけど、それがないと、私達も全く泊まりにも行けないんですけどお~~~。
そ、その前に1周忌があった…なあ…。
葬祭関係で忙しいのは…、なんとも…ねえ。
おい!ムスコ!冠婚の方はないのけ?
間にぶっこんでくれていいからさ!
いい話はないのけ?