「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オークション情報~春の夜の夢~

2018年04月15日 | オークション情報

やっぱり見通しが甘かったか!

先日、名の変哲もないスピーカーがオークションに出品されていた。

       
タイトルは【AXIOM】ペア スピーカー GOODMANS グッドマンズ を出品致します。そして解説はこうある。

「音出し確認済み。音には問題ないと思います。中古品のため、小さな傷、サビ等ございます。
状態は画像にてご確認ください。譲り受けたもので当方全くの素人のためそれ以外のことはわかりかねます。何かございましたら質問していただけたら答えられる範囲内で答えさせていただきます。」

正直言って今どき「GOODMANS」といっても見向きもしない人たちの方が多い。ただし、自分にはかねがね狙っているユニットがあるので、念のため内蔵されているユニットの画像を覗いてみたところ何と「AXIOM80」が入っているではないか!

            

これには驚いたねえ。ズブの素人さんはこれだから怖い(笑)。

まともな「お値段」を付けるとしたら軽く15万円は超える代物だが、タイトルにも「AXIOM80」の文字はいっさい無いので誰も気づいていないようでずっと入札価格は2万円程度のままで推移している。

現在「AXIOM80」は最初期版を1ペア、復刻版を2ペア所持しているので自分には不要だが、うまく落札できれば「小遣い銭稼ぎ」ぐらいにはなるかもしれないなんてついほくそ笑んでしまった(笑)。

ところが・・・。そこで冒頭の「見通しが甘かった」に行き着く。

落札日の前日ぐらいから入札価格がぐんぐん上昇してアッという間に10万円を超えてしまった。どうやら気付かれた方が多いようで、やっぱりオークションは生き馬の目を抜く世界だなあ。

かくして落札価格は189,800円(14日)に落ち着いた。

結局「春の夜の夢」だったのか!(笑)

なお、これはお買い得だったと思いますよ。昨年3月のオーディオ・フェア(福岡)で聴かせてもらった1000万円近いスピーカーに対してAXIOM80は部分的にしろ上回るところがあったんですからねえ。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする