「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

今年のオーディオを振り返って

2024年12月30日 | オーディオ談義

今年(2024年)も押し迫って、いよいよ残すところ2日となりました。

振り返ってみると、確実に馬齢を
重ねているもののまだ「音楽&オーディオ」に熱心に取り組めること、言い換えると情熱を失っていないことに大いに感謝したいですね。健康あってのことです。

で、音楽の方は「You Tube」によって音楽ソースが飛躍的に広がって、ちょっと大げさですが「狂喜乱舞」といったところです。昔好きだった曲が苦も無く検索で引っ張り出してタダで聴けるんですからまったく夢のような時代です。

そしてオーディオ・・、今年の特徴を一言でいえば新しい仲間との交流によって視野が広がったというところですか。

具体的に2例挙げてみましょう。

〇 AXIOM80のバッフルの改造

岡山県からお見えになった「YO」さんが持参された「ローサーの「PM6A」スピーカーの箱のツクリに大きな刺激を受けて「AXIOM80」のバッフルを改造したことが挙げられます。



この箱のまるで「楽器」のようなツクリに感心し、同時にサウンドにも驚嘆し、さっそく真似をさせてもらった。

「AXIOM80」のバッフルを「4mm」厚の薄板に交換して同じような細工をしたところ、これまで以上に「ふっくら」とした音が出てくれて大喜び~。マネーがほとんど掛からなかったことも特筆すべきでしょう(笑)。

         

〇 密閉箱への挑戦

新しく「AXIOM80」(以下「80」)を手に入れられたことで10月頃からメールをいただくようになった「H」さん。

「80」と並行して愛用されているのが英国ロジャースの「LS3/5A」だが、添付メールで音を聴かせていただいたところ、何だか「80」とそっくりの鳴りっぷりに驚いた。



何の変哲もない小振りの密閉型からこんな音が出るなんて・・、さすがに英国BBCモニター仕様ですね。

「密閉型」というところに大いに刮目してさっそく真似をさせてもらった。愛用している植木鉢入りの「スーパー10」(ワーフェデール:口径25cm)に裏蓋をして密閉してみた。

       

音速スピードがことのほか速くなって、まったく言うことなしの鳴りっぷり~、大成功でした。実験はやってみるものです。

そしてホットニュース・・、これに味をしめて、昨日(29日)英国グッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)にも同様の密閉型にチャレンジしてみました。

      

そして聴いてみると、う~ん、これは・・と思わず絶句したほどの素晴らしさ~。後面開放時に比べて余計な響きが無くなり、スピード感あふれるサウンドへと変身。茶色のコーン紙がいかにも薄くて軽くてレスポンスの良さを反映している。

しかも自然で美しいハーモニーが醸し出す「音楽性」につい引き込まれてしまった。

あえて、「スーパー10」と「TRIAXIOM」とを比較してみると、前者がオーディオ的な方向へ寄った音、後者は音楽方向へと寄り添った音といえる。好き好きだろうが、ブログ主は後者に軍配を上げたい。

やはり、我が家では「ハーモニー」が一番、「周波数レンジ」は二番ですね・・、そういう印象を改めて呼び覚ましてくれたのがグッドマン!

さすがに音楽の何たるかを分かっている!

おっと、つい「上から目線」の物言いになったかな・・、「物言えば唇寒し」だけど、ま、いいでしょう、ときにはハッキリ言わないとね(笑)。



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