「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

2025「オーディオ展望」

2025年01月04日 | オーディオ談義

元旦から九州は絶好の天気に恵まれました。この3日間のウォーキングの歩数も毎日の目安「8000歩」を上回って「1万歩」に迫る勢い~。歩けなくなったら「もうお終い」なので今年も頑張るぞ~(笑)。

さて
「1年の計は元旦にあり」という言葉があるが、近年は情報が溢れるとともに世の中がハイスピード化になったせいか「そんな1年も先の悠長なことは言ってられないよ」とばかりに、かなり「死語」化しているように思う。


とはいえ、我が家の「時間軸」ではまだこの言葉が立派に生きているので、年頭にあたって今年の「オーディオ展望」を微かながら見通してみよう。

ただし、「オークション」で「掘り出し物」が見つかれば見境なくバッタのように飛びつくので「成り行き任せ」みたいなところがありますけどね~(笑)。

それでは、まずオーディオの微小電流を扱う音の入り口から
いくと、

✰ 音の入り口

我が家の音の「入口」は現在「CDトラポ」と「You Tube」(「ブルーレイとテレビ」)の2系統になっている。

このところ起き抜けに「ブログの投稿」作業をやっているので、システムのスイッチを入れるのはその後にというパタ~ン。

2系統の両方とも「DAC」を通して聴いているので、巷間言われるほどの「音の差」は感じられない・・、すると、どうしても便利さの方を優先して「You・・」の方が活躍している状況になる。

それに加えて、ハイレゾの時代に今さら「CDトラポ」でもあるまいと思うし、実際に高級な「CDトラポ」の新製品がまったく出回らなくなっている。

ただし、長年の習慣で「回りもの」が無いと寂しい気持ちがするのも事実なので(CDトラポは)新規購入はしないまでも故障したら即修理という態勢だ。

現用の「CDトラポ」はCECの「TL3 3.0」(ベルトドライブ方式)だが音質にはほぼ満足している。もう1台の「ヴェルディ・ラ・スカラ」(dCS)の方は二年前に修理を終えて戻ってきたものの図体がかさばるのでスペアという感じ。

ただし、未練が残るのが「レコード」システムで、CDよりも音がいいのは分かっているものの、今さらの感がしている・・。

フォノモーター、トーンアーム、カートリッジ、フォノイコライザー、そしてレコード本体・・、凝り性なのでこれらに万全を期すとなると膨大な手間とお金がかかるのは確実~。

というわけで、中途半端なレコード・システムよりもDACが充実したデジタルサウンドの方が優っているんじゃないかと、折に触れ自分に言い聞かせている(笑)。

✰ DAコンバーター

周知のとおり、デジタル・オーディオの要となる機器である。

現用中の機器は4台あって「エルガー プラス」(英国:dCS) と「HD-7A192」(フェイズメーション)、2021年の夏に仲間入りした「A22」(GUSTARD)、そして1年前に新調した「SMSL」の最新機種。

で、現在の主力となっているのは「エルガー・・」と「SMSL」で、電源コードに「ドミナス」(PAD)をあてがっているが確実に効果があり、今のところ満足しているのでこのまま現状体勢でいくつもり。

✰ プリアンプ・パワーアンプ

音の増幅部分に当たる役目を担っている
が、真空管式プリアンプ4台、パワーアンプ10台(うちTRアンプ1台)の中で今のところ不満なアンプはないので新規購入はまったく必要ないと考えている。

むしろ、その逆でぼちぼち縮小整理する方向で考えているが、どれも愛着があってなかなか・・(笑)。

なお、「古典管漁り」はまだ卒業したわけではないが、球の寿命とブログ主の寿命を考え合わせると、つい敬遠気味になってしまう。

「お前の寿命は〇〇歳までだ!」と「天」がこっそり教えてくれないかなあ~、ほら「天命」ということばがあるでしょうが(笑)。

ちなみに、なぜ真空管アンプを愛好しているかといえば、中高音域の表現力に独特の艶と潤いが醸し出されてくるからで、ヴァイオリンなどの弦楽器が特に該当します~。TRアンプと聴き比べてみると、明らかにTRアンプの方が音が痩せて聴こえます・・、少なくとも我が家では(笑)。

✰ スピーカー(ユニット+箱)

最後はオーディオの「華」ともいえるスピーカーで、これを代えると本質的に音が様変わりするので「ゲーム・チェンジャー」として一番味わい深いところ。

ただし、今のところ特に欲しいと思うユニットはグッドマンの「A22」だけである。

あとは箱ですね。昨年(2024年)グッドマンの「AXIOM80」の箱のバッフル面を板厚「4mm」に変更したところ理想の音に一歩近づいたので、今年はそのバッフルを薄めの「楓」(カエデ)材で作ってみたい気もするところ。

ほら、ヴァイオリンだって薄い板厚で共鳴させて美しい響きを出しているんだから、スピーカーも楽器の延長みたいなものだと考えれば理に適っている。

そして、どうしても手薄になる低音域部分(クロス200ヘルツ以下)だけは別のユニットと箱で適度に補ってやる・・、のが理想じゃないかな~。

おっと、オーディオに定石はないけどね~(笑)。

いずれにしても、オーディオ機器の存在を意識させず、音楽に純粋に浸れるシステムこそが望むまれるところです。

最後に、

浜の真砂
(まさご)は 尽きるとも 世に音楽&オーディオの種は 尽きまじ!(笑)



クリックをお願いね →
    
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2025「新春初夢物語」 | トップ | 2025年版「このミステリ... »
最新の画像もっと見る

オーディオ談義」カテゴリの最新記事