話は前回のニコンミュージアムから帰ってからのことで、夕方のCobbyの散歩時である。
このところ空がとてもきれいなことが多く、素敵な夕日も随分と拝めるようになってきました。この日も散歩の帰り道素敵な色になっていましたよ。
そして家に近くなるとよく私の写真に出てくる青いアーチ型の橋(といっても水道橋ですが)ごしに大きく富士山も見えてそれは素晴らしい眺めでした。この撮影地点からだと富士山が裾野近くまで見えるので特に大きく見えるんですね...
考えてみればこちらに引っ越してきた当初は(もう30年以上前)裾野までよく見えるところがいっぱいあったのですが高層の建物が随分と増えてきたんですねえ、よく見える場所がどんどん少なくなってきました。写真に見える橋(道路の方)の中央からでも素敵な富士山が見えていたんですが、今では団地などで富士の7~8合目くらいから上しか見えなくなってしまいました・・・とても残念です。
そういえばこの日は風が冷たかったのですが、その少し強めの風が雲や汚れた空気を追い払ってくれたせいか秩父の山々がとてもはっきりその輪郭を現していました。
まあこのくらいは季節によらず結構見えることは多いのですが、この日はもう少し東よりの群馬方面、いわば上州の山々も見えていたんです。これは驚きです、私の知る限り年に1回見えるか見えないかですから。
まだ黒い影のようですが、時期的に1月くらいだと真っ白な雪をかぶった山々になりとても素敵な景色になります。まあ私もまだ2回くらいしか見たことがありません・・・それくらい稀なことなんです。この日はラッキーだったんですね。
そんな幸運を運んでくれたCobbyのめったにカメラ目線をくれない彼がしっかとレンズを見据えた写真も撮れました(笑)。
これもラッキーといえばラッキーですね^^。
ニコンミュージアムへ行ったばかりなのでカメラの話で恐縮ですが、この散歩でAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sをα7IIに付けていたんですが、結構な枚数に気になるフレアが発生していたんですよね。半逆光程度でそれほど太陽に近く向けてはいないのですが・・・D700ではないことなのでマウントアダプターによるものかもしれないですね、ちょっと気になりだしました。撮れてる画は悪くないのでしばらく様子見ですね。
ただこの105mmマイクロレンズ、良い画角ですね・・・とても気に入りました。上の写真のような遠景もそしてCobbyを撮っていても画がとてもまとまるんですよね、主題をはっきりとさせ易いのでしょうね。
近くなったクリスマスには孫達も来るでしょうからこのレンズでまとめ撮りしてみたいと思っています、ますますZeissの出番が少なくなって悩み多き日々が続きそうです(笑)。
※ カメラ:Sony α7II
レンズ:Nikon Ai Micoro-Nikkor 105mm f/2.8S