讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

中華製スイッチング電源「Dolity_WX-DC2412」12V8Aを13.8V化する。

2021-05-18 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ、FT-736の内蔵スイッチング電源を修理したのだが、万一不可だった場合に備えて、プランBを策定していた。

 FT-736の最大必要電流は8Aなので、R天やア〇ゾンなどで手ごろなSW電源が手に入らないか調べてみた。あることはあるのだが、サイズが大きすぎてFT-736の電源スペースに収まりきれないものが多い。

 目に留まったのがDolityのWX-DC2412で、OUT12V・最大電流が8Aとスペックぎりぎりなるも、サイズ的にはFT-736に内蔵可能だ。ただし、中国発なので納期が1ヶ月以上かかるとのこと。

 修理用のコンデンサなどの部品を頼んでいたが、並行してこれも注文することにした。価格が、送料込みで1,200円弱と、まじか!というほど安かったので、もし今回使わなかったとしても、何かの役に立つだろう。

 ユーザーレビューを見ていたら、出力電圧を13.8Vにする方法が書かれていた。基板上のR19抵抗(5.1K)に並列に33Kの抵抗を接続すると、合成抵抗は約4.42Kになる。

   R1xR2
R= ------- =4.417Ω
  R1+R2

R1:5.1KΩ
R2:33KΩ

 R19はチップ抵抗なので、なかなかはんだ付けするのは大変でしたが、立てて接続しました。これで、DC13.8Vの出力を確認しました。



 小型で8A出力がとれる電源なので、ケースをなんとかすれば、いい電源になるでしょう。と思いましたが、実際に使ってみると、HF帯においてスイッチングノイズが確認できます。50MHz帯以上は、ノイズもなく実用になりそうです。詳細は、実験後別途公開いたします。

 尚、改造にあたっては自己責任となります。