日露戦争の日本海海戦において、ロシアのバルチック艦隊を撃破した、東郷平八郎司令官が座上した連合艦隊旗艦。というのはあまりにも有名な話ですね。
今は、記念艦として横須賀に展示されてます。その前には、東郷平八郎の銅像と「皇國荒廃在此一戦」(皇国の荒廃この一戦にあり)の石碑が鎮座してます。
先月の出張帰りに立ち寄ってみた。
入場料600円を払い乗艦。実は海の上に浮かんでいるのではなく、三笠公園の土の中に埋まっています。
海戦時は、こんな様子だったのでしょう。
そして、日本海海戦の作戦を考え出した秋山真之の名文とされる「天気晴朗なれども波高し」の電文も展示されてました。
上甲板前部には30センチの主砲。甲板は板張りです。
大砲は、人手で砲弾を装填していたようです。一門に5人必要だったようですね。
戦艦朝日の軍旗。血で染まっているのが見えます。
操舵室。これだけ見ていると軍艦とは思えません。大きなステアリングホイールが歴史を感じさせます。
30センチ砲は正面から見ると迫力あります。
約1時間の見学でしたが、時間が足りません。時間が許せば半日は欲しいところです。
マストには、Z旗が揚がってました。日産フェアレディーZの由来となった旗ですね。