今月から始まった特別展示。第二次世界大戦時のドイツ軍・二輪駆動型サイドカー BMW R75です。完全武装兵士3名+装備合計500kgの積載量で時速80kmの巡航性能は中々のものです。
ナチスがコスト度外視の性能重視で開発・製造させた名車です。
1941~45年にかけて16500台製造された内の1台ですが、まったく古さを感じさせません。ほとんどがサイドカー付きで製造され、単車はごく僅かだったようです。
何といっても凄いのは、サイドカーの車軸もパートタイム駆動できるそうです。従って、「ロシアの泥沼からアフリカの砂漠地帯まで、ドイツ軍のあらゆる部隊で、偵察・連絡任務に活躍した」と説明されていました。
走るところを見てみたいものです。
戦闘機、戦艦、戦車、潜水艦などは、模型やプラモデルの範疇で展示されていましたよ。