不定愁訴や自律神経失調も
2017年3月30日
白熱電球や蛍光灯に代わり、LED(発光ダイオード)照明が主流の時代になりました。持ちもいいし、消費電力も少ないので、初期投資は高くついても、長い間、使えば安くつくという説明がもっぱらですね。それが、いいことづくめではないのです。「LED照明のお陰で、ひどい目にあっている」という訴えを聞きました。
80歳代後半の私の知人が、最近、高級な老人マンションを買って、入居しました。食事、掃除、洗濯など、身の回りのことを自分で片付づけるのが煩わしく、転居したのです。現役時代は日本有数の総合電機メーカーの最高幹部を務めた方ですから、照明についても詳しく、利用の仕方次第では、「光害で苦しむことになる」と、警告しています。
入居後すぐ、館内のLED光源が多く、まぶしすぎることに気づきました。日本工業規格(JIS)では、用途別に標準的な明るさの目安が設定されているのに、無視されているのです。「マンションの証明を明るくしたほうが見栄えがいいという営業的な判断のようだ。明るいほうが室内が豪華に見える。見学にくる入居希望者に対する効果も狙っている」。
明るすぎる照明で体内時計が狂う
体調が思わしくないので、医師の診察を受けてみました。その結果、「光の害、つまり光害が原因の不定愁訴、自律神経失調症のようだ」という診断になりました。明るすぎる照明で体内時計が狂い、身体が夜を朝と勘違いして眠れず、これがストレスとなり、筋肉痛、朝のむかつきを併発し、やる気もそがれるという日常だそうです。個人差があるにせよ、深刻です。
「夕食の時はサングラスをかけてダイニング室に行く。浴室では照明を消し、脱衣場の明かりを頼りにバスにつかる。さらに最近では、自宅外泊を増やして、慣れるのを待つようにするしかない」。「マンション側は暗くすると、お年寄りの転倒事故が増えるといって明るさを調整してくれない。逆ですよ。まぶしくて転ぶ人のほうが多いのです」。
「老人向けマンションを選ぶ時は、くれぐれも照明をチェックしたほうがよい。自宅を売り払い、高いマンションを購入したため、我慢している人が多いのではないか」。これが結論です。
目を痛めるブルーライト
問題の照明も白色LEDが犯人、それもブルーライトのようです。照明用の白い光は、青色の光源(ブルーライト)と黄色の蛍光体を組み合わせて作る。ブルーライトは、波長380-500ナノメートルの領域にある青色の可視光線で、可視光線の中では波長が最も短く、強いエネルギーを持ち、角膜や水晶体で吸収されず、網膜まで届き、目を傷めつけるそうです。
パソコンやスマホでも、ブルーライトが悪さをし、目を酷使しないか、防止用のメガネをかけるよう推奨されています。この場合は、個人責任で調節するということでしょう。副交感神経が優位となり、神経をリラックスさせて睡眠に向かうべきなのに、ブルーライトを過剰に浴びると、交感神経が優位となり、不眠に陥るようですね。
省エネ対策のため、白熱電球と蛍光灯は2020年には、国内製造と輸入が禁止され、30年には照明はすべてLEDにするというのが政府の方針です。私の知人は「谷崎潤一郎の名著、陰影礼賛にあるように、照明環境は安全、安心、安らぎ、楽しみにつながるべきものだ」と、指摘しています。
http://aisave.asia/aboutccfl/leddetail/
LEDの影響6
http://www1.odn.ne.jp/mu-mew/melink6.htm
LEDの影響7
http://www1.odn.ne.jp/mu-mew/melink7.htm
もし短い波長がダメというならLEDより短い波長(紫外線)を出してる蛍光灯はモロアウトです。
小池都知事はLED進めているし、訴訟でも起こして見ますか。
個人的にはタバコの受動喫煙がとても不快なんですが。
タバコの全面禁止はだめですか?
特に実感するのがスーパーの野菜売り場、
あの暖色系の光の下で野菜を見ていると平衡感覚がおかしくなり 早々に逃げ出したくなります。
年末から職場に新しい機械が入りました。
目まぐるしく赤やら青やらランプが点滅、
減光調整できないので我慢して働いていますが、すごくイライラします。
帰宅時はその余波か 車のヘッドライトを凝視した直後のようにかなりの時間、視界がおかしく感じられます。
家の蛍光灯も近所の家電量販店に
蛍光灯がなかったので LEDに替えたところ
その影響か 夜もなかなか寝付けなくなり明け方になる事もしばしば。
リビングをLEDにしてしまったばかりに、
まだ蛍光灯を使っているキッチン等が暗く感じられ、それまで何の問題もなかった台所作業が暗くて見難いと感じられるように。
視力も落ち、今は信号やLED看板、車のブレーキランプ が眩しく、痛いとすら感じられます。
生活に不便さを感じてきたので 今は退職も検討しています。
この先、すべてLEDになるのかと思うと
慣れるしかないのでしょうが 不安でなりません。
私はパソコン・タブレットを活用して、スキルアップを狙い、国家資格を四つ短期間の内に取得しました。普段1.5の視力を自認していた私は、四つ目の資格の勉強をタブレットで復習していた時から目がかすみ、3メートル先の同僚の顔も判別できなくなり、受験が終わってから、眼科の精密検査を受けたところ、眼の中心に孔が開いていると言われました。今の視力は0.1~0.2の間を彷徨っています。原因は言うまだもなく、ブルーライトだそうです。眼科医の話では、何の養生も払わず、スマホ・タブレットに長時間集中することは、人間にとつて非常に危険な行為だそうです。
そういう事を慮ると、テレビでよく報道していますが、小学生にタブレットで勉強を教える行為の危険性を文部省は分っているのだろうかと、疑問に感じます。防衛省もしかり、ブルーライトだらけの器機の操作、間違いましたでは、済まない世界なのではないのでしょうか。
日本はリベラルな社会です。豪邸を持ちたいと思えば、それに向かって努力することは、杭を打たれたり・足を引っ張られることがあっても、咎められることはありません。また、この社会を真摯に眺めれば、チャンスは幾らでもあると思います。森本問題で躓いた安倍総理は、おそらく解散前に、アベノミックス第三の矢を放ってくるでしょう。新しい産業が生まれる・・・?
選択の自由を行使して退去しましょう。
保育園は不足して大変なのに、豪勢な建物で不満爆発ですか?
老害はこの世から消えてほしい。