アベノミクスは聖域に踏み込め
2017年10月30日
病院、医院によく通う年齢になり、薬剤師および彼らの仕事場である調剤薬局に強い不満、疑問を抱くようになりました。財政赤字を医療費の増大が生み、かれらの不労所得が医療費の増大をもたらす一因なっているのです。やっと財務、厚労省が改革する気になってきたようです。
医師の処方箋に従って、棚から薬を取り出し、患者に渡す仕事をしているだけで、われわれが払う薬代の3割程度の報酬をもらえるのです。これをわざわざ薬剤師の調剤行為と呼びます。調剤なんかしていませんよ。薬の名前を読めれば、薬剤師の資格などなくてもできる簡単極まりない仕事なのです。
調剤薬局は全国に5万8000店あり、コンビニの5万5000店をしのぎます。都市部なら病院、医院の周辺で調剤薬局をあちこちで見かけます。病院(医師、看護師、有床)は全国で8500か所、一般診療所(医院)は10万か所ですから、すさまじい数の薬局です。薬剤師連盟が医師会をしのぐ政治力を持っていることの結果です。
日本人の高齢化に従い、年金、医療といった社会保障費は毎年、6500億円、増えています。財政赤字は毎年増え、消費税の引き上げも不可避とあって、これを5000億円に圧縮することになっています。そこで以前から問題視されていた薬剤師、調剤薬局の不労所得というべき冗費の削減を始めるのです。
棚から取り出すのが主な仕事
医療費のうち、調剤医療費は8兆弱で、このうち薬代(薬価)は6兆円、薬剤師がもらう調剤技術料は1・8兆円(2015年度)です。求人広告をみていますと、「薬剤師募集、年収6百万円」などとあります。仕事の内容からすると、相当な部分が不労所得としか考えようがありません。
私が月に一度、医院(循環器内科)に行き、医師の処方箋を持って、立ち寄る調剤薬局があります。4種類の薬代の総額は7500円で、これに対する自己負担分は決められている比率で払います。内訳をみますと、調剤技術料(薬剤師の人件費など)2900円、薬学管理料380円、薬剤料(薬代、薬価)4200円などです。
薬学管理料と聞くと、いかにも難しい仕事のような印象です。実際は服用している薬をパソコンに記録(薬歴)するだけです。調剤技術料と薬学管理料の合計が3280円です。7500円のうち3280円がかれらの取り分です。
チェーンの経営者は億万長者
病気の症状に応じて、医師が処方箋を書き、それに従って薬を売るのが薬剤師の仕事です。薬局は全国チェーンなっており、会社の運営費、在庫管理費などは調剤技術料で賄うのでしょう。全国チェーンの経営者には、高額所得者番付に載る人が少なくなく、もうけが大きいビジネスなのでしょう。
薬局は日曜、休日は閉店、病院や医院の定休日は休み、営業時間は午前9時から午後7時くらいまでです。平均的な薬局では薬剤師2人、会計1人、事務1人といったところでしょう。一般の商店、スーパー、コンビニでこんな営業の仕方では効率が悪く、倒産必至です。いかに国の規制で守られた医療にムダが多いか分かります。
薬剤師も世間の批判は知っているのでしょう。薬を渡す時、決まったように「お加減はいかかですか」、「寒くなりましたから、体調に気をつけて下さい」、と聞きます。医師が処方箋を書く、処方箋はほぼ毎月、同じですから、ほかに聞きようがないのでしょう。せっかく難しい薬学部を卒業したのですから、もっと健康管理に役立働き方を考えるべきです。
薬のネット、コンビニ販売が進まないのは、かれらの仕事を奪ってしまうからです。薬剤師連盟は政治力を使って、流通合理化に待ったをかけているのです。薬のすべてをネット、コンビニというわけにはいかないにしても、アベノミクスが踏み込むべき聖域は少なからずあるでしょう。
記者って記事にする対象をろくに取材もせずに、自宅のパソコンで調べた程度の知識をもって「ぼくのおもったこと」を長ったらしくだらだら書くだけでお金もらえるんですね!
うらやましいです!
きちんと新聞記者の仕事を取材し勉強してから書けと思われるのではないでしょうか。
ええ加減な事しか書いてませんな(笑)
何故、国が必要と認めた資格なのかを最初に考えてみましょうね(笑)
余りにも頓珍漢過ぎて、何処から突っ込んだらええのか迷いますわ(笑)
信じられないほど薄っぺらい記事ですね。
きちんと調べてから書いてください。
薬剤師の仕事はもっと他の所にポイントがあるのは素人の私でもわかります。
長文失礼いたしました。
、、、自己満足で事を済ませたいのであれば、場をわきまえてください。
病院薬剤師となるともっと専門的な管理をしていますが、そこまで書かれていませんね。
友人や親族は医師の知識不足で亡くなりました。でも専門分野ではなかったという理由でした。
記者さんも誤字がありますよ。役立たつ、ではなく役にたつ、でしょう。完璧なものを提供するには、拾ってくれる誰かがいるということは、お分かりではないでしょうか。