ギネスで乾杯ではなく、ギネスに乾杯です。
缶ではなく、パブで飲む1パイント(568ml)グラスのギネスは最高です。
一口飲んでは、モルトビネガーをむせるくらいかけたフィッシュ&チップスを食べる・・・ああ、幸せ。
さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、統計学で使われるt分布は、ギネスの醸造技師であったゴセットさん(William Sealy Gosset,1876-1937)が見つけたものです。
ビールをはじめ食品の品質検査では、大量の標本を集めることはあまり現実的ではありません。
ゴセットさんは、少ない(30以下の)標本からいかに良い品質の製品を作るかという難題に、t分布という答えを出したわけです。
人材育成における調査も、少ないデータからその会社の「企業文化」を推測するという点では、似たものがあるかもしれません。
まあ、そんなことはさておいて、
ギネスの細かくて濃厚な泡と、ローストした大麦の香ばしい味わいを楽しみながら「ギネスのゴセットさんに乾杯」しましょう。
(人材育成社)
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