皆さんはカレーを1年に何回くらい食べていますか。S&B食品 カレー.comによると、日本人は1年に約78回カレーを食べて、週に1回以上は何らかの形で食べているそうです。また家庭でカレーを作って食べる頻度は月に2.5回前後だそうです。この数値から、実にカレー好きな国民と言えるようです。確かに過去に「カレー嫌い」と言う人に私は出会ったことがありません。
そういう私ももちろん、カレー好きです。
横須賀出身と言うこともあり、数々の海軍カレーを食べましたし、横濱カレーミュージアム(2007年に閉館)にも何度も足を運びました。
さて、最近の私のお気に入りは、冒頭の写真の「野菜カレー」です。
「えっ!これカレー?」「野菜しか見えない・・・」という声が聞こえてきそうです。確かに一見野菜しか見えません。でもこれは正真正銘カレーです。正確に表現をすると、野菜畑のようなカレーと言えるでしょうか。
このカレーには、何と30種類以上の野菜が入っています。その種類の豊富なこと。
ニンジン、ピーマン、パプリカ(赤・黄)、ゴボウ、唐辛子、オクラ、カボチャ、ナス、サトイモ、サツマイモ、山芋、紫芋、ゴーヤ、舞茸、しめじ、エリンギ、明日葉、水菜、ブロッコリー、カリフラワー、トレビス、ミニトマト、キュウリ、レンコン、アイスプラント、トウモロコシ、ズッキーニ、インゲン、アスパラガス、その他数種類の葉物・・・
この数、もはや「ヘルシー」という域を超えているようです。
さらに、このカレーの驚くところは、野菜の下ごしらえの方法です。生のまま、茹でる、煮込む、素揚げ、天ぷらにするなど多種多様です。
野菜の切り方も性質を生かしています。そのまま、輪切り、乱切り・・・などなど。
こうして出来上がったカレーは、見た目がゴージャスであるばかりでなく、手が込んでいるだけあって素材の味が生かされた、実においしい野菜カレーに仕上がっています。
さて、このカレーを食べる時に思うこと、それは「組織もかくありたい」ということです。
一つ一つの野菜(人)の味を最大限引き出して、特性に合った形に切って、おいしさを一番引き出せる下ごしらえをする。そしてルー(文化)をじっくり、とろ火で煮込んで(醸成)させて、一つのおいしいカレー(組織)になる。
カレー(会社)は毎日食べ続けても飽きない、そういうオリジナルレシピを開発したい!
(人材育成社)