今日は自宅でデスクワークに勤しんでいたのですが、五線紙のストックが少なくなっていることに気づいて買い出しに行くことにしました。本厚木駅直結のミロードの中にある山野楽器に行ってみたのですが…
何と3月末日を以て店舗がなくなってしまっているではありませんか!
何と3月末日を以て店舗がなくなってしまっているではありませんか!
前回ここで楽譜を買ったのがいつのことだったか覚えていませんが、年内に少なくとも2回は買い物をした記憶があります。その時には無くなるような素振りは微塵も感じませんでしたが、まさか大手の銀座山野楽器までが厚木から撤退するとは…。
ここには併設の音楽教室もありましたが、当然のように閉鎖されていました。講師も生徒も関連の相模大野の店舗に移籍したか辞めたかしたのでしょうが、こうして無くなってみるとやはり衝撃です。
かつて厚木の街には、楽器店やレコードショップといった音楽に関する店舗がいくつもありました。それが今ではレコードショップもなく、山野楽器が撤退したことで楽器店すらもなくなりました。
結局、五線紙を買うためだけにわざわざ電車に乗って、ひとつ隣の海老名まで行かなければなりませんでした。たったひとつ隣へ行けばあちこちに音楽関連の店があるという現状を見るにつけ、音楽からどんどん縁遠くなっていく厚木と見比べて暗澹たる気持ちにさせられたのでした。
文化が蔑ろにされていく街に、真の魅力はありません。そのことに街が気づいた頃には、既に手遅れになっていると思うのですが…。