共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

合格祈願

2016年01月16日 23時21分22秒 | 日記
今日と明日はセンター試験です。我が生徒も、これまでの学生生活の集大成として臨んでいます。

そんな生徒の背中を押すべく、今日は世田谷にある松陰神社に参詣しました。ここは言うまでもなく、昨年の大河ドラマ《花燃ゆ》の主人公の兄である吉田松陰が祀られている御社です。

吉田松陰はいわゆる安政の大獄により捕らえられ、江戸市中の伝馬町の獄中で安政5(1858)年に30歳の若さで処刑されました。その後、文久3(1863)年に、彼の門下生であった高杉晋作や伊藤博文等によって、当時長州毛利藩藩主の毛利大膳大夫(もうりたいぜんだいぶ)の所領で大夫山と呼ばれていたこの地に改葬し、更に明治15(1882)年、墓畔に御社を築いて松陰の御霊を『吉田寅次郎藤原矩方命(よしだとらじろうふじわらののりかたのみこと)』として御祭神とし、創建されたのがこの御社です。
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松下村塾

2016年01月16日 23時20分25秒 | 日記
拝殿の右隣には、吉田松陰の教育道場であった松下村塾の建物があります。これは、山口県萩市の松陰神社境内に保存されているものを模したものです。

松下村塾は天保13(1842)年に原形としての私塾が吉田松陰の叔父によって開かれ、幕末以降も続き明治25(1892)年頃まで存続していたそうです。吉田松陰自身がここで実際に塾生に教育を施したのは安政3(1856)年8月から安政5(1858)年末に安政の大獄に連座して投獄されるまでの通算2年半ほどだったようです。しかし、この六畳と十畳の小さな私塾で、後の幕末から明治にかけての日本史の立役者である高杉晋作や伊藤博文、山縣有朋といった面々が吉田松陰から薫陶を受けていたわけです。

改めてそう思って見ると、模屋ながら感慨深いものを感じずにはいられません。
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無形民俗文化財のフリマ

2016年01月16日 23時18分47秒 | 日記
松陰神社を後にして、東急世田谷線の松陰神社前から一駅進んだ世田谷駅で下車しました。ここから更に隣の上町駅に向かう通り沿いで《世田谷ボロ市》が開催されていて、今日が最終日とのことで立ち寄ってみました。

このボロ市の歴史は古く、天正6(1578)年に北条氏政によって開かれた楽市が原点とされています。その後、紆余曲折を経ながら今日まで受け継がれ、このボロ市そのものが2007年に東京都の無形民俗文化財として登録されました。

ボロ市と言われるだけあって、着物をはじめとした古着を扱う露店が多く見受けられました。中には『!』と思うような着物もありましたが、私が着るわけでもないので、結果的にスルーしました。その後もいろいろと見て回りましたが、あまりの人の多さと交通の儘ならなさに、2時間ほどで退散しました…三 (lll´Д`)。
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今日の《cafe32゜F》

2016年01月15日 23時16分56秒 | 日記
昨日も寒い寒い言っていましたが、今朝はまた、それにも増して寒くなりました。先週までのなまっちょろい気候にすっかり順応してしまっていた身としては「聞いてないよぉ!」と言いたくもなります。

さてさて今日は金曜日、週に一度のお楽しみ~♪ということでお邪魔しました。今日はスコーンと紅茶のセットです。さっくりと焼き上げられたスコーンにジャムとクリームをたっぷりつけて頂けば口の中が幸せになって、その幸せが鼻から抜けていきます。

ただ、スコーンに口の中の水分も結構持っていかれるので、今回は通常よりも100円プラスして紅茶をマグカップにサイズアップしてもらいました。たっぷりの紅茶と共に美味しくスコーンを頂いて、満足であります。

この寒さはもうしばらく続くようです。もしかすると週明けに関東地方でも雪が降るとか、降らぬとか…はてさて、どうなりますやら。
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久々のマカロニグラタン

2016年01月14日 23時03分18秒 | 日記
今週に入ってから、日毎厳しい寒さが募る日が続いています。以前にも書きましたが、目覚ましより先に寒くて目が覚めるのは久しぶりです。

そんなこんなでギリギリまで布団の中でぬくぬくしていたい…のはやまやまなれど、さりとて現実はそういうわけにもいかず、ゴソゴソと起き上がって脳天からシャワーを浴びて、何とか己を叩き起こします。それから粛々と準備を整えて出勤しました。

それでもまだ時間に余裕があったので、先にランチを済ませてしまうことにしました。厚木の街に出て、何処で食べようかと物色していたのですが、駅ビルのレストラン街にある《BAQET》というベーカリーレストランに決めました。

ここはランチでメインディッシュを一品オーダーすると、ブレッドバーで焼きたてパンが食い放題というところでした(もっともパン一個一個は殆どが一口サイズなので、男の私にはあまり食べ手はありません)。

今回、メインディッシュには『若鶏とベーコンのパスタグラタン』を選びました。いわゆるマカロニグラタンです。最近、みらいあいこさんに提供した自作の『マカロニグラタン』を演奏することは何度もありましたが、そう言えばしばらくグラタンそのものを実食はしていませんでした。

底冷えするこの時期に、熱々のグラタンをふぅふぅしながら頂くと、ベシャメルソースの優しい甘さが冷えた身体の隅々にまで染み渡ります。こちらはペンネっぽい本格派のパスタでしたが、かつて実家で作っていたマカロニグラタンを思い出して、気持ちも温かくなれたのでした。
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寒中に聞くヴィヴァルディの《冬》

2016年01月13日 22時10分50秒 | 日記
昨日ほどではありませんが、今日も関東地方は朝晩を中心に冷え込みました。ここ最近、割と暖かい日に恵まれていたのですが、今朝はしばらくぶりに寒くて目が覚めました。

そんな中、今度生徒に弾かせる曲をどうしようかと候補をピックアップしていたのですが、ヴィヴァルディの《冬》をやらせてみようということに決定しました(別に今が冬だからとかいうベタな意味ではありません)。

改めて楽曲解析してみると、実によく出来た作品です。短い中にいろんなテクニックを盛り込んでいながらも決して超絶技巧ではなく、それでも聴く者には強烈な印象と抒情的な歌を聞かせてくれます。よくヤイノヤイノ言う人もいますが、やはりヴィヴァルディは天才です。

ということで、ユリア・フィッシャーによる独奏で、この名作をお楽しみ下さい(おまけ付きです)。

Vivaldi The four seasons - Winter - Julia Fischer
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もう咲いたのね…

2016年01月12日 22時50分22秒 | 日記
成人の日を迎えたと同時に、思い出したように寒がぶり返してきました。朝寒くて目が覚めたのは、久しぶりです。

そんな中でも春の予兆は確実に現れているようです。海老名駅のコンコースに、こんな大きな生け花が飾られていました。松田町で開催される《ろうばいまつり》をPRするための臘梅です。写真だと分かりにくいかも知れませんが黄色い花がチラチラと咲いていて、臘梅特有の甘い香りが漂ってきます。

今月16日から松田町寄(やどりぎ)地区で開催されるということですので、機会があれば行ってみようかな…と思います。
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祝!成人の日

2016年01月11日 20時48分36秒 | 日記
今日は、ハッピーマンデーなる愚策に追いやられた成人の日です。新成人の皆様、おめでとうございます。

ここ数日暖かな日が続いていたのですが、今日は久しぶりに寒中の空気に包まれました。その冷たい空気の中を、艶やかな振袖に身を包んだ新成人たちが、袖を翻しながら闊歩していました。

ただ、こうして見ていると、昨今綺麗な黒髪のお嬢さんが本当に少なくなったなぁ…と思います。折角着物を着るのに、髪の毛だけは普段着のままのまっキンキン、ともすればそれと同系色の髢まで付けて、挙げ句頭に生の薔薇や牡丹の花をあしらうといった、なかなか奇抜なお嬢さん方が増えているようです。

もっとも着物の方もそういった時流に合わせるべく、茶髪でも映えるダークパープルやショッキングピンクの地色のものが増えてきました。そういった意味では、いくら着物姿でとは言うものの、もはや日本女性は『碧なす黒髪』である必要性もなくなってしまったのかも知れません。

でも、あの黒髪はアジアンビューティーの特権でもありますから、できれば大事にしてほしいものです。
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閑かな古社

2016年01月10日 23時53分58秒 | 日記

今日は愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんと年明け以降の活動についてのミーティングをするために、彼女の御自宅に伺いました。新たな活動内容の叩き台を練り上げた後で時間が空いたので、彼女の御自宅近くに大きな看板があって以前から気になっていたところへ行ってみることにしました。

やって来たのは愛川町の郷社・八菅神社(はすげじんじゃ)です。ここから延々と丹沢連峰にもつながる八菅山の中腹にあり、多くの愛川町民が初詣に訪れる御社だということで、一度参詣したいと思っていました。

神社の駐車場に車を停めて坂道を登り始めると、行く手が二つに別れます。一つはクネクネと曲がりながら御社を目指す女坂、もう一つは社殿に向かう踏み幅の狭くて急勾配の男坂です。

「先生、どっちから登りますか?」

と聞かれたのですが、男坂は見上げた感じで斜度が45°くらいはありそう(実際には分かりませんが)で、しかも一段毎の踏み幅が狭くて、足の土踏まずより下の部分が段に乗らないくらいなのです。ということで、ヘタレな私は謹んで女坂を昇らせて頂きましたf(^^;)。

が、さすがこのお山はかつて修験道の道場だっただけあって、実際に登ってみるとこの女坂なるものも侮り難い傾斜の持ち主だったのです。ということで、どのみち日頃の運動不足を痛感させられることとなるのに違いはなかったのでありました…ε=(×。×;)。

さて…そんなこんなで何とか八菅神社の社殿にたどり着くことができました。

ここは古くは日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征神話にも登場する場所でもあります。その後、飛鳥時代の大宝三年(703年)に、修験道の開祖である役小角=役行者(えんのおづぬ=えんのぎょうじゃ)によって開かれたと伝わる古社です。

登ってみて分かったのですが、こちらの社殿は他の神社のように手前から拝殿・幣殿・本殿と建物が縦に並ぶ構造ではなく、大きな横長の建物がドンと一つ建っているだけなのです。推測ですが、こちらには伊弉冉尊(いざなぎのみこと)や伊弉諾尊(いざなみのみこと)、大巳貴命(おおなむじのみこと)や日本武尊を始めとした七柱もの神様をお祀りしているため、それぞれを等しく並べた結果、このような横長の社殿になったのではないかと思います。

この神社の裏手にはアスレチックがあって、地元の子供たちにとっては馴染みのある遊び場なのだそうです。ただ、時間が時間なのと、大人の事情(笑)とで、今回は見送ることにしました。

駐車場に着いたら、出入口のチェーンが掛けられていて「車が出せない!」と大騒ぎになったのだすが、たまたま管理されている方を見つけて声をかけたら、思いの外簡単に出庫できてホッとしました。よく読めば案内板に『冬季の駐車場利用は16:30まで』と書いてあったのをすっかり見過ごしていた我々がいけなかったので、バタバタと御迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ございません…m(_ _)m。

でも、日頃から気になっていた御社に参詣することができました。でも、あんなに急勾配を登らなければいけないと分かったからには、次にいつ参詣するかは微妙です…。
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初フリマ

2016年01月09日 21時26分02秒 | 日記
今日もまた、抜けるような青空に恵まれました。ただ、風の冷たさだけが、今がまだ寒中であることを忘れさせません。

お正月も明けて二週目ともなれば、いい加減巷のイベント事も通常モードに入ってきます。海老名のショッピングモール・ビナウォーク内の中央公園では、毎月恒例のフリーマーケットが開催されていました。

高い建物と建物の間に挟まれた細長いオープンスペースという、一番陽が当たらなくて寒風が吹き抜けやすい立地条件も何のその、会場内では盛んにブースにお客を呼び込む声や、立ち止まった人に商品の説明をする声が響いていました。

この三連休は天気もよさそうです。明日も何処かへ出掛けてみようかしら…。
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今年初の《cafe32゜F》

2016年01月08日 21時35分59秒 | 日記
実質、昨日から仕事始めとなりまして、昨日が初たまプラーザ、今日が初あざみ野となりました。ということで、こちらにも今年初めて伺いました。

新年一発目は、ある意味において基本中の基本メニューであるガトーショコラをお願いしました。濃厚でビターなガトーショコラを頂くと、久々のことにホッとします。美味しいコーヒーも頂いて、すっかりチャージすることができました。

こういうお店があるということは、実はとっても幸せなことだと思うのです。今年も金曜毎にお世話になりますので、楽しみです。
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まだいたんだ…

2016年01月07日 21時52分55秒 | 日記
たまプラーザのレッスンを終えて駅に向かい、ホームで電車を待っていた時のことです。

ベンチのあちこち何処でも空いている状況下で、何故か私の隣に女性が一人座りました。それだけなら別にどうということはないのですが、この女性がやおらバッグの中からポーチを取り出すと、おもむろに化粧直しを始めたのです。風上に座っていながらいきなりファンデーションをパタパタし始めたものですから、当然肌に吸着出来なかった余分な粉が風に乗って、呼びもしないのにこちらに飛んできます。

こちらとしては不意討ちを食らったのと煙たいのと化粧臭いのとで、堪らず離れたところまで避難を余儀なくされました。そうしている間にも当の女性は何ら悪びれることなく化粧直しを続行し、最終的にルージュを引き直してからコンパクトに向かって『ん~~まっ!』とやって一通り己の顔面を凝視してからそれを仕舞うと、何事もなかったかのように耳にイヤホンを突っ込んでスマホの画面をヒホヒホし始めたのでありました。

あまりに悪びれた様子も見せないので、怒りを通り越して感心してしまいました。また、こういう人前化粧女っていたんだ…と。

言うまでもなく、化粧というものはその人の『手の内』なわけです。だからこそ人目を忍んでするべきこととされ、それをする場所を化粧室というのです。それなのに、こんなに事も無げに世間様に自分の手の内を明かすなんて…。

世の淑女の皆様方、くれぐれもお化粧を公衆の面前ではなさいませんように…。
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まだまだ

2016年01月06日 22時48分40秒 | 日記
今日は用事があって都内に出ました。

銀座で楽譜やらCDやらを仕込んで新宿に着いたら、小田急百貨店の横にあるモザイクモールに御覧のようなイルミネーションが光輝いていました。そう言えば年明け前に新宿駅南口のサザンテラスは見に行きましたが、こちら側には来ていませんでした。

サザンテラス同様、金色に輝くイルミネーションの中に様々な色のボールが浮かんでいて、一層華やかな雰囲気を演出しています。クリスマスを過ぎたとは言うものの、まだまだイルミネーションは健在です。道行く人達も、この華やかな光景に歓声を上げながら、盛んに写真に収めていました。

このイルミネーションは、来月のヴァレンタインデーまで開催されるそうです。
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海老名にも御挨拶

2016年01月05日 22時21分54秒 | 日記
今日も今日とて、何となく積み残したことに忙殺されかけていました。ただ、時間を追う毎に狭い部屋ならではの閉塞感に耐えられなくなったので、外に出ることにしました。

今日は厚木ではなく海老名方面に行くことにしました。ららぽーと海老名に沿った県道をひたすら歩いて、海老名總鎮守社である有鹿神社を参詣しました。さすがに5日の夕方ともなれば、御覧のように閑散としたものです。

遠くに川の流れの音を聞きながら、飛鳥時代に遡るという古社にお詣りしてきました。

この後、そのままそぞろ歩いて相模川を渡って厚木に入り、一昨年中頃からリフォーム中の《Cafeあつめ木》に立ち寄りました。伺ったお話では、来月12日にリニューアルオープンするとのことで、早速楽しみが増えました。
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おせちに飽きたら

2016年01月04日 23時30分18秒 | 日記
今日は日中、ひたすら貯まっていた年賀状の返事を書いていました。

いつの間にやら夜になっていたので、何か食べようと思い、あれこれと思索を 巡らせました。そう言えば、お正月明けからお煮しめとか割と地味なものを食べていたので、そろそろ通常の食生活にシフトしようと思い立ち、結果こうなりました。ちょっと離れたところにあるCoCo壱番屋のメンチカツカレーwith納豆&野菜です。

おかしなもので、こういったものを頂くと急激に日常が戻ってきます。今日は仕事始めでもありましたから、ちょうどいい切り替えスイッチになりました。
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