今日、生徒がこんなお菓子を持ってきました。いわゆるポッキーですが、何だか様子が変わっているのです。
一つはいわゆるストロベリー=イチゴポッキーで、これは前々から見覚えのある商品なので特段疑問にも思いませんでした。しかし、もう一つが
『ウッ…( ̄□ ̄;)!!』
と思うようなものでした。
正体としてはブルーベリーのポッキーなので何の問題もないのですが、問題なのはその色、何と御覧のように、パッケージも中身も鮮やかに真っ青だったのであります!!(゜ロ゜ノ)ノ
パッと見て、グリコさんには申し訳ないのですが、正直食欲はわきませんでした。食べるものがここまで鮮やかに青いと、ちょっと引いてしまいます。勿論、口に運んでさえしまえば味はブルーベリーですから何の問題もありません。でも、ここまで鮮やかな青色だと、やはり食べるのに若干の勇気が必要になります。
よく料理の世界でも、青い器は難しいと言われることがあります。それはやはり、青という色が食欲を減退させてしまうものであるということが理由のようです。
それでも青い食器自体は存在するじゃないか!…と言われるかも知れません。確かに和食でもちょっとした小鉢やお刺身をのせる大皿には青絵のものが多く見受けられますし、西洋でも例えばウェジウッドに代表されるような青い食器が存在しています。
それでも、直接料理やお茶が接触する部分は白地だったりしますし、青絵の大皿にお刺身を盛る場合には、先ずワンクッションとしてのバランや大根のツマを置いてから更にその上に盛ることが殆どです。なので、実際にはそうした工夫を凝らされた上で饗されるので、青という色味の強烈さに注意せずに済んでいるだけなのです。
各社とも社運をかけて商品開発をなさっているのでしょうし、この商品も企画会議で承認されたからこそ、こうして流通することになったのでしょう。ただ、やはり食べ物の見た目の印象というものも大事だな…と思わされた出来事でした。