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ジオラマ(4)

 「鉄道模型 少年時代」のジオラマも16号まで刊行された。前回このブログで報告したのは、木製ベースを3枚合わせたところまでだったが、第13号で4枚全部揃い、これでジオラマ全体の大きさが具体的に分かるようになったのだから、まことに喜ばしい。


 裏面にはウレタンシートを貼った。これは木製ベースのガタつきや、移動したときに机やテーブルなどを傷つけるのを防ぐための処置だそうだ。所々に見える穴は配線を通すためのものであると説明書きにはあるので、いくつかの建物には明かりがついたりするようである。
 だが、やはりこれだけでは見ていてもさほど面白くない。第14号の付録である、川図面を貼り付けたら、一気に木製ベースの雰囲気が変わって、いよいよ本格的なジオラマ作りが始まったんだな、と実感した。


 4枚の木製ベースのうち、一段と低くなっている1枚に、自然な渓流を演出するための川面図を貼ったのが上の写真だが、このあと20号では川に架かる鉄橋が付録となってくるそうなので、楽しみだ。
 ここまでは順調にきたが、15号の付録「地面パネル」に関しては手痛いミスを犯してしまった。と言っても、木製ベースの上に貼り付ける地面パネルを3枚、付属品の木工ボンドで貼り付けることなど大して難しくなかった。失敗したのは、その時の様子をカメラに収めたはずなのに、どこを探してもその写真が見つからなかったことだ。ヘラでボンドを地面パネルの上で伸ばし、1枚1枚丁寧に貼り付けたおかげで、自分ながら上出来な部類に入ると思ったが、いかんせんその証拠写真がどうしても見つからない。中心部に重しを置いて24時間木工用ボンドが乾くのを待ったが、その過程を収めた写真すべてがどこかに消えてしまったのだから、実に勿体ないことをしてしまた。(ひょっとすると、PCに写真を取り込む前に、デジカメから消去してしまったかもっしれない・・)
 が、いつまでもそんなことを後悔していても始まらない、またすぐに最新号である第16号がやってきたのだから・・。今号の付録は、神社部用の地面パネル。神社は小山の上にあるという設定なので、5枚の地面パネルを重ね貼りして小山を作るのだそうだ。だが、地面パネルと言っても発泡スチロールを少し硬くしたようなものであり、それが5枚あるだけだけなので「1590円は高いよなあ・・」などとつい愚痴を言いたくなってしまったが、まあ最後には立派なジオラマができるだろうから、途中経過であれこれ文句をつけるのは差し控えるべきだろう・・。

 

 実はこの上に今までに組み立てた民家や駅舎などを並べてみた。すると殺風景な木製ベースの上が、一瞬で華やいだ雰囲気になった。これから先は徐々に里山駅周辺の町の様子が形作られていくだろうから、その喜びや楽しみは今までの比ではないはずだ。
 次号以降の展開が楽しみだ。
 
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