☆ 梅原猛さんの訃報に接したので、本棚に眠っていた「京都発見 1 地霊鎮魂」(新潮社)から「菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)と宇治神社」を読んだ。
☆ 「京都発見」は京都の寺社とそれにゆかりの深い人物を取り上げた歴史的観光ガイドとでも言おうか。さすがに京都は1200年の都だけあってさまざまな魑魅魍魎が跋扈する。皇室や貴族、さらには町衆がそうした怨霊とどう関わってきたのか興味深い(かなり専門的な)本だ。
☆ キャッチフレーズは「京都は歴史の冷凍庫である」
☆ ところで私の住む宇治市、一節には菟道稚郎子がその名の由来だという。(「内・うち」に由来するという説もあるが)
☆ 菟道稚郎子は第15代応神天皇の子であり、皇太子として皇位を継ぐ予定だったともいう。兄(後の第16代仁徳天皇)と皇位を譲り合い、自殺したとも夭折したとも言われている。時代は5世紀初めぐらいだろうか。
☆ 菟道の名は「兎が道を案内した」ということから名づけられたとか。平安時代には「宇治」という表記に定まるそうだ。
☆ 宇治に住んでいても、こうしたことはあまり考えないものだ。平等院、万福寺といった観光名所、宇治茶と言った特産品ぐらいは知っているが。
☆ 古代ににも人が住み、もしかしたら残留思念として何かが残っているのかも知れない。この本はこうした過去との対話を促してくれる。
☆ 「京都発見」は京都の寺社とそれにゆかりの深い人物を取り上げた歴史的観光ガイドとでも言おうか。さすがに京都は1200年の都だけあってさまざまな魑魅魍魎が跋扈する。皇室や貴族、さらには町衆がそうした怨霊とどう関わってきたのか興味深い(かなり専門的な)本だ。
☆ キャッチフレーズは「京都は歴史の冷凍庫である」
☆ ところで私の住む宇治市、一節には菟道稚郎子がその名の由来だという。(「内・うち」に由来するという説もあるが)
☆ 菟道稚郎子は第15代応神天皇の子であり、皇太子として皇位を継ぐ予定だったともいう。兄(後の第16代仁徳天皇)と皇位を譲り合い、自殺したとも夭折したとも言われている。時代は5世紀初めぐらいだろうか。
☆ 菟道の名は「兎が道を案内した」ということから名づけられたとか。平安時代には「宇治」という表記に定まるそうだ。
☆ 宇治に住んでいても、こうしたことはあまり考えないものだ。平等院、万福寺といった観光名所、宇治茶と言った特産品ぐらいは知っているが。
☆ 古代ににも人が住み、もしかしたら残留思念として何かが残っているのかも知れない。この本はこうした過去との対話を促してくれる。