じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ワープロ誕生40年」

2019-01-24 08:37:41 | Weblog
★ 朝日新聞「ザ・コラム」、山脇岳志編集委員の「ワープロ誕生40年 漢字制限論捨てさせた発明」を読んだ。

★ 記事では、漢字制限論、漢字廃止論の歴史を語り、そうした主張がワードプロセッサーの発明によって下火になっていったという。

★ 慣れもあるかも知れないが、仮名だけの文やローマ字の文は分かち書きをしても読みづらい。ローマ字表記にするくらいならいっそう公用語を英語にすればよいと思う。それは先人も同じようだ。

★ 仮名やローマ字論の背景には、和文タイプの煩雑さがあったようだ。(漢字文化が戦争をもたらしたといった極論もあったようだが)

★ それがワープロという技術革新によって一新する。市販されたのが1979年というから、案外最近だ。

★ 私が大学生の頃(1970年代末から1980年初頭)はまだ手書きだったし、筆耕、謄写版などと言ったものがまだ活躍していた。「プリントゴッコ」が出始めた頃だろうか。

★ 初めてワープロを見たのは大学院生の頃、1983年頃だろうか。とても大きな機械で高価なものだった。ただそれからの普及はすさまじかった。「文豪」「書院」といった家庭向けのワープロが普及し、パソコンでは「一太郎」が定番に。それが1980年代中頃だから、このスピード感はすごい。

★ 最近はワープロの使い過ぎで、薔薇や憂鬱など、手書きでは書かないであろう漢字も普通に使うようになった。弊害としては、ワープロ任せになって、いざ文字を書くときに書けないことだ。

★ 最近は音声入力もでき、タイピングさえ不要になりつつある。今後どのように進化していくのか楽しみでもあり、不安でもある。
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