★ ドラマ「VIVANT」最終回。いわゆる考察隊が話題を膨らましていたが、案外あっさりとした結末だった。何か続編がありそうな。しかし、「家政婦のミタ」も何かありそうで結局なかったけれど。
★ 先日、津村記久子さんの「サキの忘れ物」を読んで、その中で紹介されていたエピソード、「サキ短篇集」(新潮文庫)から「肥った牝牛」を読んだ。
★ 昭和33年(1958年)初版の文庫なので、活字が小さいし、中村隆三さんの訳も少々古い。難渋しながらも主旨は読み取れた。
★ わけあって牛専門の画家となった男。近隣で飼っている牛が隣家の庭を荒らしていると助けを求められる。牛専門の画家ではあるが、牛の扱いには疎い。何とか追い払おうとしていると、牛は庭からリビングに。結局隣家に小言を言われることに。
★ なんやかんやで牛は家を後にするのだが。ちょっとしたエピソードって感じだった。