★ 最低賃金が1000円を超え、この先1500円まで増やすことを公約に掲げる政党もある。
★ 時給1500円とはパートやアルバイトの方には一見うれしい話だけれど、時給の増加分は当然、商品価格に反映され、結局は物価が上がることになる。所得は増えるというけれど、物価が更に上がれば実質賃金は下がることになる。
★ さらに大きな企業なら人件費の高騰分を何とか工面できるだろうが、小規模零細企業では死活問題となる。
★ 高度成長、右肩上がりの経済なら、国民こぞって豊かになるだろうが、もはやそんなことは幻だ。
★ 「政治家は現場の苦労を知らないですね」と近所で個人営業されているパン屋さんさんとしばしの立ち話。結局は小さな商店や零細企業は滅びゆく運命なのだろうか。心寒い話だ。
★ 個人商店がそれなりに工夫をしながら暮らしていけた昭和30年代が懐かしい。
☆ 更に言えば子育て支援資金に保険料が使われるところ。本当に財源が必要ならば正面から消費税を上げればよいものを、どうもやり方が姑息だ。