じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

森村誠一「高燥の墳墓」

2024-10-16 19:45:37 | Weblog

★ 近隣の中学校の中間テストが終わった。「ホッ」と一息つきながら、一月後の期末テストのことを思う。月日の流れは速いものだ。

★ さて今日は森村誠一さんの「鬼子母の末裔」(光文社文庫)から「高燥の墳墓」を読んだ。

★ 2人の男が山に登り、悪天候の中で遭難する。1人はケガをしたため、自力で下山できそうにない。このままでは共倒れになる。もう1人の男は「救助を求める」と友を置き去りにする。

★ それから数年、下山した男は若くして大手企業が新しくつくった山岳ホテルの支配人におさまっていた。独特の愛社精神を持つその男は、仕事に打ち込み、経営陣からは評価されていた。一方、自分と同じように滅私奉公を要求する従業員からは疎ましく思われていた。

★ そんな折、その男が山に登った切り下山しない。好天候の中、登山の腕も達者な彼が遭難するとは考えにくい。しかし、その行方は一向につかめず、山岳隊の捜索にもかかわらず、遺体さえも発見されなかった。

★ 事件なのか事故なのか。それとも単なる失踪なのか。ある刑事に捜査が任され、そして遂に謎を解明する。

☆ 小学生向けのなぞなぞに次のようなものがある。「山の頂上に登った人が必ずしなければならないことがあります。それはなんですか」

☆ 生徒たちは「ヤッホーと叫ぶ」とか「トイレをする」とか「記念撮影をする」とか答える。さて、解答は?

 

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