1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2243話目】ボーリングの球ほどある重量の頭を首だけで支え、首を痛めている人が数多に。目線より上にスマホを上げないと反応しない機種を作ったら、首への負担は減るが、文句は確実に増えるかもね。

2021-08-24 18:02:42 | 法話

読者が「住職の数多の法話はタブレットですか」と。「それで書いてるよ」「首筋が堪らなく凝らないですか」「治療して貰っている鍼灸院の老女が『ボーリング球の重量ある頭を下げて、首だけで支えてるから、現代人は皆、そこをやられている。将来、首を手術する人が増加するだろう』と言ってるよ」「だろうね」と。

【追伸】
この読者が「頭を下げない手立てが、何かないかな、住職」と。「拙僧はタブレットを目線より高い位置に固定して、法話を書いてるけどね。スマホも、目線より高い位置に持っていけば、顔が上に上がるんだけどね。だけど、腕は怠くなるよね。ソフトバンクの孫さんあたりが、目線より上に上げないと反応しないスマホを開発したら、首の負担(将来の後悔)は減るけど、文句は、間違いなく増えるだろうね。世の中の事は全てシーソーにて。どっちかが上がれば、どっちかが下がるは、仕方ないかな。リスクは何にでも付き物。選択は、本人」と。





鰻の繁殖地が長年、未知の領域だったが、昨今、グアム島、サイパン島が名を連ねる西マリアナ海領というが判明。産卵は深さ3千、4千メートルの深海。生まれた稚魚が北赤道海流に乗って、フィリピン経由で日本へ。

2021-08-24 11:05:31 | 法話

読者が「住職の昨日の法話ですが、飛行機が世に出て随分に。様々事故を起こし、その都度、改善を。技術も格段に進歩を。なのにまだ、事故が継続ですよね」と。「新しい製品に取り替える度に、新しい問題点が。失敗を繰り返して、その製品が本物に。新たな人間の誕生と共に、新たな欲もまた誕生、と同じ事かな」と。

【追伸】
学校講演では時折、次の話を生徒達にする事が。「河豚、鰻、キノコと。今でこそ、その調理法が確立されて、皆んなが安心して美味しく頂く事が。が、恐らく、最初に食べた人達は、大変な事になっていたはず。『どこをどう工夫すれば、食べられる様になるのか』と、数多の犠牲者を出しながら、研究を。そんな恐ろしい魚、山菜を何故、そこまで無理して食べようとしたのか。死ぬ目にあっても、美味しかったんだろうね。それで『何とかならんか』と食べられる方法を必死に探したんだろうね。この話の本質は、爺ちゃん、婆ちゃんを大切に、の話だよ」と。