イエスは使徒たちに指示を与えた後、彼らを二人1組にし、区域の家から家に神の王国の良い便りの伝道に遣わされました。ヤコブとヨハネ、フィリポとバルトロマイ、トマスとマタイ、ヤコブとタダイ、シモンとユダ・イスカリオテがそれぞれ一緒で伝道を行ったように、兄弟のペテロとアンデレも一緒に伝道しました。これら6組の福音宣明者たちはどこに行っても、神の王国の良い便りを宣明し、イエスから与えられた力を用い奇跡的な癒しも行いました。
一方、バプテスマを施す人ヨハネは引き続き獄の中に、すでに2年近く投獄されています。ヘロデ・アンテパスが自分の兄弟フィリポの妻ヘロデアを奪って妻にするのは正しくないと、ヨハネが公に非難したのを思い出すかも知れません。ヘロデ・アンテパスはモーセの律法に従っていると主張したので、ヨハネがこの不義の関係を非難したのは、神エホバの目に正しいことでした。ヘロデ・アンテパスはヨハネを監獄に投げ入れましたが、そうするように促したのはへロデアかも知れません。
しかし、ヘロデ・アンテパスはヨハネが義にかなった人であることを認めており、ヨハネの語ることを喜んで聞くことさえしていました。それで、ヨハネをどう扱った良いのか、決めかねていました。一方ヘロデアは、ヨハネを憎み、殺害する機会をずっとうかがっていました。そして、ついに待っていた機会がヘロデアに訪れます。
ヘロデアはどのように自分の企みを実行に移すでしょうか。その内容を次回にお伝え致します。
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