私たちが、聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書を通してイエスの足跡を調べるなら、偉大な創造者エホバ神を身近に理解する上で大きな助けになります。
十二使徒は、ガリラヤ全土を巡る素晴らしい神の王国の良い便りの伝道旅行を楽しんでいました。水のバプテスマを施す人ヨハネが処刑されてから程なくして、十二使徒はイエスのもとに帰り、自分たちが経験した驚くべき事柄について報告しました。イエスは彼らが疲れており、来たり去って行ったりする者が非常に多くて、食事をする時間さえないのを見て、「あなた方が休むことのできる寂しい場所に私たちだけで出発しましょう」と言われました。
イエスと十二使徒は、多分カペルナウムの近くから舟に乗り、ヨルダン川の東のベツサイダよりさらに向こうと思われる人里離れた場所に向かいました。しかし、彼らが行くのを多くの人が見、他の人たちにもそのことを知らせます。それらの人たちはみな岸伝いに走って先回りをし、イエスと十二使徒の乗った舟が岸に着くのを迎えます。
舟から降りて大群衆をご覧になったイエスは、人々が羊飼いのいない羊のようであったので、彼らを哀れに思われました。それで、すぐさま大群衆の中の病気の人を癒し、多くのことを教え始められました。
時間は瞬く間に過ぎてゆきます。弟子たちはイエスのもとに来て、「ここは人里離れた場所ですし、時刻ももう遅くなりました。彼らを去らせて、周りの田舎や村に行かせ、彼らが自分で何か食べ物を買うようにしてください」と、言いました。
ところがイエスは、「あなた方が彼らに何か食べる物を与えなさい」と、ご指示をされました。それから、イエスは、ご自分が何をするつもりか、もう分かっているので、「これら(大群衆)の人々の食べるパンをどこから買いましょうか」と、フィリポに尋ねて試されました。
さて、フィリポはどのように対応し、イエスは1万人を超える大群衆にどのように満足する食事をお与えになられるでしょうか。その内容を次回にお伝え致します。
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白菜の 雑煮の甘き 母の味 今日の一句
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愛好家の庭の「バラ」