神エホバはモーセを通し繰り返し、神エホバに従い、命じている神おきてを全て守り行い、神エホバから見て正しいことを行いなさい、と命じました。引き続きモーセは次の様にイスラエル人に伝えています。
「皆さんはエホバ神の子です。死んだ人のために自分の体を切り傷を付けたり額をそったりしてはなりません。あなたはエホバ神の聖なる民だからです。エホバは、地上の全ての民の中からあなた(イスラエル人)を選んでご自分の民とし、特別な所有物としたのです。
忌まわしいものを一切食べてはなりません。食べてよい動物は次の通りです。牛、羊、ヤギ、鹿、ガゼル、ノロジカ、野ヤギ、レイヨウ、野生の羊、山の羊、ひづめが2っに割れていて反すうする動物は、食べることができます。ただし、反すうしたりひづめが割れていたりしても、以下の動物は食べてはならない。ラクダ、野ウサギ、イワダヌキ。これは反すうしますが、ひづめが割れていないからです。皆さんにとっては汚れたものです。豚もそうです。それはひづめが割れていますが、反すうしないからです。皆さんにとっては汚れたものです。それらの肉を食べたり死骸に触れたりしてはなりません。」(申命記14:1~8)。
上の聖句に記されている通り、イスラエル人は神エホバの子であり、聖なる民である、と神エホバはモーセを通して伝えています。それは神エホバが地上の全ての民の中から選んだ特別な所有物だからであることを証ししています。さらに、神エホバは食べて良い動物と、食べてはならない動物を明確にして教えています。食べてはならない動物の中に豚も含まれています。豚肉は現在、広く食肉として使用されていますが、当時は豚肉には雑菌が多く、処理技術が発達していなかったので、食の衛生管理上、食べないように指示されていました。神エホバは肉を食べる場合にも、食の安全を考慮し、民に指示を与えてくださっていました。
引き続こモーセがイスラエル人に与えた指示内容がしるされていますので、次回にお伝え致します。
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