神エホバはモーセを通して、イスラエル人はレビ族に最良のものを与えるように指示をされていました。レビ族はイスラエル人の様に土地は与えられず、エルサレムのエホバの神殿に仕える特別に選ばれて奉仕に就いていましたので、イスラエル人は感謝の気持ちを込めて最良のものを与えるのは当たり前だったのです。引き続きモーセは次の通り、忌まわしい行為を行ってはならないことを指示しています。忌まわしい行為とはどんな行為でしょうか。
「あなたの神エホバが与えてくださる土地に入った時、そこの国民の忌まわしい行いをまねてはなりません。あなた（イスラエル人）の中には以下のような人がいてはなりません。息子や娘を火で焼く人、占いをする人、魔術を行う人、吉凶を判断する人、呪術師、呪文をかける人、霊媒師や占い師に相談する人、死者に尋ねる人などです。エホバはこうしたことを行う人をひどく嫌い、これらの忌まわしい行いのためにエホバ神はそれらの国民をあなた（イスラエル人）の前から追い払います。あなた（イスラエル人）は、あなたの神エホバの前で非難されるところがない人となるべきです。」（申命記１８：９～１３）。
モーセはイスラエル人に、上の聖句に記されている通り忌まわしい行いをしないように命じています。イスラエル人は神エホバに選ばれた聖なる民ですから、聖なる歩みをすべきでした。神エホバが与えた規定は現在も世界中の人々が、上記の忌まわしい行いを避けるように促されています。
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