モーセは民が流血や法的な請求や暴力行為などの論争となる、難しい問題を裁く方法を指示しました。引き続きモーセはイスラエルの民に、自分たちの王を選ぶ場合の実際的な知恵を次の通り与えました。
「エホバ神が与えてくださる土地に入り、それを取得してそこに住むようになり、「周りの全ての国のように、私たちを治める王を立てるように」と言うとき、必ず、エホバ神が選ぶ人を王として立てるべきです。兄弟たちの中から王を立てなさい。皆さんを治める王としいて兄弟ではない外国人を立てることは禁じられています。王は、自分のために多くの馬を手に入れたり、そうするために民をエジプトに戻らせたりしてはなりません。エホバは皆さんに、「二度とこの道を戻ってはならない」と告げました。王は自分のために多くの妻を持つべきではありません。心がそれることがないためです。自分のために大量の銀や金を手にいれるべきでもありません。王国の王座に就く時には、レビ族の祭司が保管するものを巻物に書き写し、自分のためにこの律法の写しを作らなければなりません。」(申命記17:14~18)。
上の聖句に記されている通り、イスラエルの民が自分たちの王を求めるようになった時の指示をモーセは与えています。その指示内容は1.神エホバが選ぶ王でなくてはならないこと、2.兄弟たちの中から王を選ぶこと、3.選ばれた王は自分のために多くの馬を手に入れてはならないこと、4.王は自分のために多くの妻を持つべきではないこと、5.自分のために大量の銀や金を手に入れてはならないこと、6.王座に就くときは神エホバの律法を巻物に写字しなければならないこと、を命じています。王は立場を利用し、私腹を肥やしてはならないのは、当然のことですが、妻も当然一人にすべきことを命じています。それは神エホバが結婚の創始者だからです。さらに特質すべきことは、王は神エホバの律法を書き写し、その教えを守り行う必要があったことです。
引き続き聖書にはモーセが指示した内容が記されていますので次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
釣り人や 猫たちも来る 秋の暮れ 今日の一句
庭に咲いている「白のミニバラの花」