モーセが与えた律法の中には王の仕事が記されており、王はエホバの律法を書き写し、生涯ずっと学び、その教えの全てを行うように命ずる内容になっていました。引き続きモーセは次の指示を民・イスラエル人に与えています。
「レビ族の祭司、レビ族全体は、イスラエルと一緒に土地を受け取ることはありません。彼らはエホバへの火による捧げ物を食べます。それは神のものです。彼らは兄弟たちの中で土地を受けることはありません。エホバが、彼らに告げた通り、彼らを養います。
祭司(レビ族)が民から受け取る分は、次の通りです。牛でも羊でも犠牲を捧げる人は、肩と両顎と胃を祭司に与えます。穀物や新しいぶどう酒や油の初物と、羊から刈り取った最初の羊毛も与えるべきです。あなたの神エホバが全部族の中からレビ族を選び、エホバの名によって常に(祭司として神エホバに)仕えるようにさせました。
レビ族の人が、生活しているイスラエルの町を離れて、エホバが選ぶ場所に行くことを望む場合、そこでエホバの前で仕えている兄弟たち、レビ族全員と同じように、エホバ神の名によって仕えることができます。その人も同じだけ食べ物を受けます。先祖から受け継いだ物を売って得るものとは別にです。」(申命記18:1~8)。
上に記されている通り、レビ族は民・イスラエル人から最良のものを与えられました。それはレビ族は祭司として神エホバに選ばれた特別な部族のため、イスラエル人と同じく土地を取得することがなかったからです。加えて、神エホバの名によって神殿で祭司として神エホバに仕えているからでした。このようにして神エホバはレビ族の生活を顧みられました。
引き続きモーセがイスラエル人に与えた規定が記されていますので、次回にその内容をお伝え致します。
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