モーセはイスラエル人に、牛や羊の群れの初子は全て、あなたの神エホバにとって神聖なものとするように命じました。引き続きモーセはイスラエル人に、あなたの神エホバの過ぎ越しを祝いなさい、と次のように命じました。
「アビブの月を覚えていて、あなたの神エホバの過ぎ越しを祝いなさい。あなたの神エホバはアビブの月に、夜の間にあなたをエジプトから連れ出したからです。エホバがご自分の名のために選ぶ場所で、羊や牛の群れの中からエホバ神に過ぎ越しの犠牲を捧げなさい。犠牲と一緒に、パン種が入ったものを食べてはなりません。7日間、無酵母パン、苦悩のパンを食べるべきです。あなたはエジプトを急いで出たからです。生きている限りエジプトを出た日を覚えておくために、そうしなさい。7日間、あなたの領土のどこでも、酸味のあるパン生地があなたのどこにもあってはなりません。最初の日の夕方に犠牲にした物の肉のどの部分も、翌朝までずっと残っていてはなりません。過ぎ越しの犠牲を捧げるのは、エホバ神が与えてくださるどの町でもよいわけではありません。エホバ神がご自分の名のために選ぶ場所でそうすべきです。夕方の日が沈んですぐ、エジプトを出た時に、過ぎ越しの犠牲を捧げなさい。エホバ神が選ぶ場所でそれを調理して食べなければなりません。朝には自分の天幕に戻ることができます。6日間、無酵母パンを食べなさい。7日目にはエホバ神のための特別な集まりがあります。何の仕事もしてはなりません。」(申命記16:1~8)。
上の聖句に記されている通り、イスラエル人はアビブの月を覚えていて過ぎ越しの祝いをするように、神エホバはモーセを通してイスラエル人に命じています。過ぎ越しの祝いには6日間無酵母パンを食べるようにも指示しています。これは、イスラエル人がエジプトを出る時、パンダ種を入れたパンを作る時間がなく、無酵母パンを食べて大急ぎでエジプトから脱出したことを忘れないようにするための取り決めでした。イスラエル人にとって「過ぎ越しの祝い」はとても重要な行事でした。
引き続きモーセがイスラエル人に命じた内容が記されていますので、次回にお伝え致します。
WW.JW.ORG
秋深し 八つ鹿工房 陶器市 今日の一句

庭に次々と咲く「バラの花」