稽古日でした。
津軽三下がりの前弾き終わって
太鼓とひと節めまで習いました。
どうも棹を引き込んでしまうみたい。
棹を引き込むとひじが張り出して左手首が折れてしまう。
「棹を前に」とずーっと言われてるんだけどなかなか直んないです。
津軽三下がりを哀れに弾けたら一人前なんだそうです。
三味線に哀れみをこめる。
深くはわからないけど、
感情をこめるという事は、
自分がその気持ちになって弾くんじゃなくて、
その時、人が発する声の抑揚や、気持ちの動きに
音のイメージを重ねる事なんだと思う。
きのう、梅の木の下で、
白い花びらにまみれて
一羽のメジロが死んでました。
とても哀れだと思いました。
無音の世界でした。