三味線弾くのに不正解はあるけど正解はないと思うんですよね最近。
不正解は、ある。
やっぱり音楽だから、チューニングとかメロディーとかリズム、テンポが極端にずれているのは、やっぱり不正解だと思うんです。
逆に正解は、ないと思うんですよね。
うまい人の演奏は、全部スタイルが違います。
でもいいなと思う。
なるほどな、とも思う。
そこにゴールデンルールというか、標準型ってないんですよね。
楽器自体の自由度が高い分、ある意味独自に進化できる。
自分の考え方を反映させやすい
で、何を言いたいかというと、
「不正解を抱えたまま、正解を追究し始めると迷路に入る」
ということなんですね。
そう気づくのに13年かかりました。
気づいたからってうまくなるわけじゃないけど、
身の程を知ることはできる。
演奏を聴く側の事を思えば、
それは大切な事だと思うんですよね。