秋も終わり、
あっという間に冬がやってきました。今年もあと2週間で終わりですね。
2月に帰国し、3月に新しい仕事の引き継ぎを受けて、4月から本格的にスタート。5月に人間ドックで胸の腫瘤が見つかり、6月に検査、7月に入院、手術して、8月に切った肺の根元から空気漏れがみつかりました。
9月に台風15号、そして10月に19号が来て人生初の避難、11月にワールドカップと新天皇の即位、そして12月。
肺からの空気漏れが続いています。もう手術はしたくないので、今は経過観察という名の放置。
感染症のリスクを負いながら自己回復に一縷の望みを託しています。
一度メスを入れた体は元には戻らない。
皮膚を切り、筋肉を切り、神経を切り、骨を切り、内臓の一部を取り出すわけだから。
胸と腕に麻痺が残っています。自分はちょっと甘く考えていました。
とは言っても他に選択肢がなかったわけだから、仕方ないんだけど。
三味線を抱えても、胴が胸に当たる感覚が全くないです。
三味線だけが生き甲斐だったわけじゃない。でも今、自分は人生の目標・目的を見失っています。
何をするのか。
このポンコツになってしまった体で。
何のために何をするのか。
別に鬱だとか、ネガティブになっているわけじゃないです。
意外と今までの人生に達成感があるんです。
もう十分やった。
もういいんじゃないか、って。
これから先、自分が生きて行くとしたら、それは何のためなんだろう。
それが何なのかよくわからないんです。